この庭は集う場所(テラス)の周囲に、ガーデニングを楽しむ場所があるという構成になっています。ガーデニングエリアは花壇をつくるのではなくて、通路をつくって、通路以外は植える場所、というやりかたです。花に埋もれて楽しむような庭を設計する時には有効な方法で、植栽スペースの土が見えなくなるまで草花を育てて、通路のアウトラインも見えなくなって、歩くとハーブが足に触れて香りが立ち上ってくる、そんなイメージ。いいでしょ。

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通路に使用したのはヤキスギレンガ(赤煉瓦倉庫のものと同質のレンガ)を使っていて、奥様のリクエストで違う色のレンガをランダムに混ぜて使っています。

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この風景の土の部分いっぱいにハーブや草花が茂っているのをイメージしてみてください。アーチにはバラが絡んで、樹木も増えていく予定です。テラスの脇にジューンベリー、なんてのもいいですねえ。

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テラスの反対側には円形の花壇。中央にオベリスクが立ててありました。これは大正解で、椅子に座ったときに目の高さで花が咲いているってものすごく素敵なんですよ。それとこのオベリスクによって、庭に奥行きが出ます。

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続いて照明器具。いつものマリンライトを3灯設置しました。

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日が暮れたらカーテンを開けて、もう少し暖かくなったら夕飯は外で、夏の夜は相模湾から鎌倉の山を通って吹いてくる風に癒されて、秋は松虫の声を聞きながら月見酒。冬はまた部屋から眺める夜の庭を楽しむ。たった3灯のライトで、暮らしかたが庭へと大きく広がります。


 
 
1422ラジオ日本の火曜から金曜日、午後8時45分からやっている『昨日の続きのつづき』。北原照久さんがいろんなゲストを招いてのトーク番組なんですが、今回のゲストはあがた森魚さんです。赤色エレジーのあがたさん。いい感じですよ~!あがたさんをご存じない世代の人にとっては衝撃なんじゃないかなあ。昨日は『清怨夜曲』がかかりました。30年ぶりに聴いたんですが、ものすごかった。トークも味があって、北原さんはよくこういう人を見つけてくるなあと感心しました。さすがコレクターです。あがた森魚さん、ほとんど放送に出て来ない方なので、貴重な番組だと思い紹介しました。北原さんもノリノリで絶好調ですし、いい感じの15分間です。みなさんも聴いてみてくださいね。

さっ、今日も張り切っていきましょう!