旅行が趣味の森川さんご夫婦です。ご主人が旅行会社に勤務されていたということで、世界中どこに行ってもガイドしてくれる後輩社員さんがいるそうで、いいですよねえ、心強くて。お2人にとっては地球はずいぶんと小さいものなんでしょうねえ。そう言えば、ご主人が宇宙旅行のことを話してくださったことがありました。もうすぐ大型客船の旅くらいの感覚で宇宙旅行ができるようになるとのことでした。どうももうひとつピンとこなくて「宇宙旅行かあ、ぼくは宇宙よりハワイの方がいいかなあ」なんて答えましたけど、そんなふうに大きな感覚で生活しているから日常的な感じで海外に行けるんでしょうねえ。何事も大きく捉えると人の何倍もの経験ができる、ということなんですよね。

リビング中に旅の思い出が所狭しと飾ってありました。

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旅行が趣味で、その旅先で購入した思い出の品に囲まれて暮らす。スッキリとわかりやすい組み立てで、その感覚もまた勉強になったことです。好きなものに囲まれて暮らす、自分のことを肯定しまくった環境をつくり上げて、そしてそこで生活すれば、日常が至福の時になるわけですからね。

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生活達人、幸せ達人、人生の達人。お会いするたびに話が尽きなくて、いつも長居させてもらっています。今後ともいろいろと吸収させていただきたいお客様です。
明日は最終日、今回撮影した中でとっておきの1枚をご覧いただきます。


 
 
スッキリした組み立てで生活することは、言い替えればシンプルでわかりやすい価値観で暮らすということですよね。これってぼくが「かっこいいなあ」と感じる人の共通点でもあります。やりたいことや大事にしていることがハッキリしていて、他にぶれるということがない。
うちが資材を仕入れている会社に原さんという方がいます。仕事に対する考え方がとてもシンプルで、まっすぐに、さっそうと道の真ん中を歩いているイメージの人で、商売にありがちなドロドロが一切ない。「お客様のために」、「前向きに」、「まじめに」、そういうスタンスから1ミリもぶれたことがないのです。だからいつもさわやか。転勤になった関係でしばらくお会いしていないんですけど、昨日一年ぶりに電話で話したらやっぱりそうでした。ありがたいんですよねそういうぶれない人って。電話一本でこちらの迷いやぶれが浮き彫りになって、またスッと道の真ん中に戻ることができます。
自分の価値観がぶれない人、シンプルでわかりやすい人に囲まれて暮らすって、いいなあ、そしてありがたいことだなあと思いました。そして自らもまたそうでありたいと。

そんなわけで、さっ、今日もはりきっていきましょ!