内山さんご夫婦に昨日のA・Bをイメージしていただいて、「ウッドデッキでいこう」ということになり、「こんなデッキもアリですよ」ということで描いたのが次の Plan C です。

Plan C
内山様C

ぼくもお客様も、すでに裏の斜面よりもリビングの外を楽しい場所にすることにワクワクしていました。
さらに検討を重ねてできあがった最終プランです。

Plan D
内山様D

実際の場所で立ったり座ったり、室内から眺めたりしながら「必要最小限」でまとめていったら、ご覧のようなパッと見シンプルな構成になりました。
このように検討を重ねて、行きつ戻りつしながらブラッシュアップされてシンプルになっていくときは、必ずいい結果が待っています。これ実感です。
逆に、迷って迷って、だんだん混沌としていくこともあります。そういうときは途中で白紙に戻して考え直したりします。プランに厚みがあることと、混沌としていることとは違いますから。
ものすごくいろんな要素が計算され、織り込まれているのに、パッと見シンプルに見える、というのが理想です。

明日はビフォー・アフターをご覧いただきます。ビックリしますよ!


今日は晴天で、気温も真夏日になるそうです。昨日は一日雨でした。
昨日の雨、ぼくはものすごく気持ちよくて、数日降り続いてほしいと思ったほどでした。

今時期の雨はコシヒカリの苗をやさしく癒すのです。苗代(苗を育てる畑)から引っこ抜かれて、株分けされて、よく耕された泥田んぼに規則正しく植えられた苗は、多少は根が傷むし環境も変わるので、しばらくの間ジッとしています。植えてから半月ほどはまったく成長しません。そこに降るのが昨日のようなおだやかな雨。
まだ頼りないヒョロヒョロの苗が、この雨で癒されて、ある日、一気に成長を始めるのです。そうなったらもう日ごとに株が太くなり、背丈も伸びます。だからこの雨は秋の豊作を約束する「その日」の前の準備の雨、恵みの雨なのです。

これはふるさと新潟のお話しですけど、関東ではこの雨は「目覚めの雨」です。芝生です。冬の間休眠していた芝が、温かく降り注ぐこの雨で目を覚まします。
さあ、忙しくなりますよー!芝は苅れば刈るほど丈夫で美しく成長しますから、来月からははりきって芝刈りしましょう!

理想を言えば毎週、少なくても2週に1度苅れればOKです。毎朝(夕方でもいいですけど)水やって、芝ドクター(肥料)もやって、必要ならエアレーションと目土も施しながら、夏のガッチリした芝生を目指しましょう。


やさしい春の雨は、気分が上向きます。

晴れても降っても、春はウキウキしますねえ。おまけに、滝沢さんからうれしいうれしい、最高にうれしいコメントをいただきまして、天にも昇る気持ちです。感謝感謝です。