いやあ、後藤さんちの薔薇、今年も楽しませていただきました。これで運気上昇!ますます絶好調!
ではいつものパターンで、内山さんちのご紹介を再開します。
ウッドデッキをただの大きな縁台ではなく、心地よい「外の部屋」として成立させている要素がふたつあります。
ひとつは木工フェンスで、もうひとつは昼寝ができるサイズの腰掛け、シエスタベンチです。
ではいつものパターンで、内山さんちのご紹介を再開します。
ウッドデッキをただの大きな縁台ではなく、心地よい「外の部屋」として成立させている要素がふたつあります。
ひとつは木工フェンスで、もうひとつは昼寝ができるサイズの腰掛け、シエスタベンチです。
まずは木工フェンス。正面はお隣りさんが歩いても視線を遮れる高さにしてあって、板の隙間は2センチです。2〜3センチの隙間がいいんです。板の向こうに人が通った時に、その気配は感じつつ、お互いに向こう側を気にせずに過ごせる隙間、それが2センチから3センチ。1センチだと閉鎖的で風も通りづらいし、3センチだと透けすぎます。
この正面のフェンスは、目隠しと同時に「部屋っぽくする」効果も出しています。このフェンスが仮想の壁のように、デッキ上の空間を構成して、部屋にいるような居心地の良さを演出しているのです。もし、目隠しに必要な目の高さだけに板を張ったとしたら、ね、部屋っぽさは出ませんよね。これが空間構成。
もう一ヶ所、デッキに出て右側、駐車場側には低めの目隠しフェンスを設置してあります。
外から見るとこうです。
この正面のフェンスは、目隠しと同時に「部屋っぽくする」効果も出しています。このフェンスが仮想の壁のように、デッキ上の空間を構成して、部屋にいるような居心地の良さを演出しているのです。もし、目隠しに必要な目の高さだけに板を張ったとしたら、ね、部屋っぽさは出ませんよね。これが空間構成。
もう一ヶ所、デッキに出て右側、駐車場側には低めの目隠しフェンスを設置してあります。
外から見るとこうです。
そして、内側からはこんな具合。
デッキ上に立つと道路まで見通せて、イスに座ると視線が当たる高さで、外からは中が見えない、必要十分にして最低限の高さです。
目隠しが必要だといって、むやみに囲ってしまったら、閉鎖的になってしまいますからね。
こちら側の目隠しフェンスは板を表裏から張り合わせにして、道路からはまったく透けないのに風は通るようにつくりました。
目隠しが必要だといって、むやみに囲ってしまったら、閉鎖的になってしまいますからね。
こちら側の目隠しフェンスは板を表裏から張り合わせにして、道路からはまったく透けないのに風は通るようにつくりました。
ちょっとしたことですけど、こういうことを積み上げていくことで、快適さは生まれます。
この2面の木工フェンスの他に、このデッキを快適な場所にしているのがシエスタベンチです。
この2面の木工フェンスの他に、このデッキを快適な場所にしているのがシエスタベンチです。
デッキ上にもうひとつデッキをつくるようなこのベンチ、最初は「昼寝ができたら気持ちいいだろうなあ」と思って設計に入れていましたが、実際にできあがってお客様の声を聞くと、もちろん昼寝も楽しめるんですけど、それよりもこのベンチがあると、いつ外に出ても座れる、それもゆったりと座ったり、クッションを持ち出せば足を投げ出してくつろげるということが好評でした。そのことが、デッキをものすごく身近なお気に入りの場所にしてくれるのだそうです。
昼寝ができるベンチ、シエスタベンチ、今ではデッキやテラスを設計するときの定番になっています。
そうそう、色もいいでしょ。ベンチと柱が焦げ茶で、他は明るめの茶色。内山さんご夫婦が迷いに迷って決めた色です。大正解でした。写真ではわかりませんけど、リビングのインテリアとも調和している配色なのです。
庭も暮らしの場所。この配色でリビングとデッキがいい具合に融けあいました。
薔薇の季節が終わると梅雨がやってきます。今年はどんな梅雨になるんでしょうねえ。しとしと降り続けるのか、熱帯型でカッと晴れたり豪雨になったりするのか。雨には雨の情緒もあるし、梅雨もまた楽しみです。梅雨は情緒とときめきの季節。ときめきますよ、何たってその後に夏が待っているわけですから。
今日は梅雨前のさわやかな晴天です。楽しみましょう!
昼寝ができるベンチ、シエスタベンチ、今ではデッキやテラスを設計するときの定番になっています。
そうそう、色もいいでしょ。ベンチと柱が焦げ茶で、他は明るめの茶色。内山さんご夫婦が迷いに迷って決めた色です。大正解でした。写真ではわかりませんけど、リビングのインテリアとも調和している配色なのです。
庭も暮らしの場所。この配色でリビングとデッキがいい具合に融けあいました。
薔薇の季節が終わると梅雨がやってきます。今年はどんな梅雨になるんでしょうねえ。しとしと降り続けるのか、熱帯型でカッと晴れたり豪雨になったりするのか。雨には雨の情緒もあるし、梅雨もまた楽しみです。梅雨は情緒とときめきの季節。ときめきますよ、何たってその後に夏が待っているわけですから。
今日は梅雨前のさわやかな晴天です。楽しみましょう!