昨年のオープンガーデンにおじゃました時に「薔薇を何種類植えてるんですか」とお聞きしたら、後藤さんは植えた花を書きとめている手帳を取り出して数え始めました。「えーっと、1、2、3、・・・10、11、・・・・82、83、・・・切りがないけど100は越えてると思うわ」。
その中で、この日咲いていた何種類かを撮影させていただきました。

アイスバーグ
アイスバーグ

アンジェラ
アンジェラ


オドラータ
オドラータ

クリムゾンピラー
クリムゾンビター

クレピュスクル
クレピュスクル

サマースノー
サマースノー

コレッタ
コレッタ

ストロベリーアイス
ストロベリーアイス

スパニッシュビューティー
スパニッシュビューティー

チャールストン
チャールストン

ニュードーン
ニュードーン

バロンジロードラン
バロンジロードラン

いいですよねえ!明日も続きます。


わが家にはピエールドロンサールという薔薇が次々咲いて、毎朝の楽しみになっています。妻が以前からその花が好きで、いつか植えたいと言っていた花です。
今年の3月、花売り場に薔薇が出始めの頃、妻が目ざとくそれを見つけて購入し、堆肥と腐葉土をふんだんに入れた完璧な植え付けをして、誘引したり消毒したり。「ウ〜ン、ついに薔薇に目覚めてしまったか・・・」とうれしいような不安なような気持ちでした。不安というのは、後藤さんのあの言葉「もう大変、見ると欲しくなっちゃって。肥料もついつい高いの買っちゃうし。家計に響くから主人には塩舐めてもらってるのよ」と。
「今度はアイスバーグを植えて、後藤さんちに咲いていたあれ。あとサマースノーも欲しいし、ここにはアンジェラを伸ばしてきて・・・」と、庭に出ては嬉々として構想を話す妻。ぼくも塩舐めて暮らすことになるのかなあ・・・。
でもまあ、後藤さんのご主人も奥様と一緒に庭を楽しみまくっているようですし、ぼくとしても、薔薇にはまっていくにつれて上機嫌になっていく妻の姿がありがたい。
薔薇は人を上機嫌にします。日本中の奥様方が薔薇にはまってくれると、日本中のご主人方は救われます。ただし、塩をなめて暮らす覚悟が必要ですけど。