ウッドデッキにやや疲れたアレカヤシが出してありました。
基本的には室内の薄日が入る場所がいいんですね。環境がいいと邪魔なほど盛大に、元気に茂ってくれます。ただ冬の室内というのはけっこう過酷で、このように弱ってしまうことが多い。原因は湿度だと思います。冬は乾燥しますからね。大概の鑑葉植物は高温多湿を好みますので霧吹きは日課にしてください。あと、水やりは週に1度たっぷりと(受け皿に水がたまっていてはいけません)。あまり頻繁にやらないことがコツです。根はいつもちょうど良く水分があると伸びないのです。飢餓状態と満腹を繰り返すことで元気になります。そして、可能なら夜間でも10℃以下にならない場所に置きましょう。さらに、日中はレースのカーテン越しぐらいの薄日が当たれば言うことなしです。
少々寂しい状態になってしまったこのヤシも、梅雨が明けるまでこうしてデッキに出しっぱなしにしておけば元気になります。大丈夫、まだ根っこが元気で、もう新芽が伸びてきましたから。
室内に観葉植物が多い家のリビングは、何とも言えない心地いい空気です。湿度なのか、あるいは森林浴と同じでフィトンチットやマイナスイオンが発生しているのかもしれません。
植物が元気に育つ環境は、人間にもいい環境のはず。炭坑のカナリヤみたいなもんで、室内に植物を置いておくと、そのことをチェックできますよ。
移動中にちょっと時間が空くと書店に立ち寄ります。するとギッシリ並んだ背表紙のある1冊が光り輝いて、ぼくを手招きすることがあります。あるでしょそういうことって、「買ってチョー!」と言っている本との遭遇。
今日輝いていた本が武田双雲さんの「ひらく言葉(河出書房新社)」でした。
この本は双雲さんが日々書き貯めた言葉を本にしたものだそうです。
佐島の北原さんちで双雲さんにお会いしたとき、ぼくは聞きました、「ブログを拝見していると次々グッと来る言葉が出てきますけど、もしかして毎日、一日中言葉を探しているんですか?」。双雲さんの答えはこうでした。
普通に暮らしていて、言葉があふれてくるんですよ。これは才能かもしれない。そしてそれを誰かに伝えたくてしょうがない。ぼくが言葉を伝えることで、世の中が良くなっていけば最高ですよ。
この本「ひらく言葉」は、そんな双雲さんの思いがつまった一冊です。
さっそくパラパラとめくると、やっぱり!です。グッとくる言葉が次々と。そのいくつかをご紹介しましょう。
心をひらく。
自分をひらく。
瞬間をひらく。
ひらくが手をつないで、
未来をひらいていく。
あきらめる。
すてる。
やめる。
どれも立派な挑戦だ。
どんな状況からでも、
未来だけは希望に変えられる。
迷ったら、
よりかっこいいと思えるほうを選ぶ。
そしてかっこいいと思える心構えで臨む。
わかってくれる人にだけ伝わればいい
なんて絶対思わない。
もう能書きはいいから
必死になってやってみようか。
高いところにいけなくとも、
上向きにはなれる。
誰でも、どんな状況においても。
ワクワクという言葉を考えた人はすごい。
言うだけでワクワクしてくる。
他人と比較しない人は強い。
他人と比較しても明るく笑っていられる人は、もっと強い。
苦しみに耐え抜く。
ではなく、
何としても楽しみに換えるという意志。
横に攻めるのではなく、上に伸びるんだ。
どうせ夢を描くのであれば、
こうなりたいと思うより、
そうなったらどうするか。
をイメージしたほうがよいと思う。
「がんばろう」と思うより、
子供の頃のように
いつのまにか夢中になるほうがいい。
バランスをとろうとしすぎて溺れてた。
群れない。
ひとりで生き抜く覚悟があってこそ、
真のコラボレーションが実現するんだ。
気を抜くとすべてが義務になってくる。
こちらから、追いかけるようにやるんだ。
優しく柔らかく、
すぐに断じない。
「優柔不断」
うん、いい言葉だ。
自分を愛さないということは、全世界を否定するということ。
どんなことが起きても、どんな理由があっても、
自分への愛だけは死守しなければならない。
宇宙規模で話し合おう。
分子レベルで想像しよう。
大きなことにクヨクヨしよう。
いいなあ!実にいいなあ!
読んでいると、双雲さんの言葉に自分が共鳴して、自分がひらいていくのがわかります。
武田双雲「ひらく言葉」、おすすめです。
少々寂しい状態になってしまったこのヤシも、梅雨が明けるまでこうしてデッキに出しっぱなしにしておけば元気になります。大丈夫、まだ根っこが元気で、もう新芽が伸びてきましたから。
植物が元気に育つ環境は、人間にもいい環境のはず。炭坑のカナリヤみたいなもんで、室内に植物を置いておくと、そのことをチェックできますよ。
移動中にちょっと時間が空くと書店に立ち寄ります。するとギッシリ並んだ背表紙のある1冊が光り輝いて、ぼくを手招きすることがあります。あるでしょそういうことって、「買ってチョー!」と言っている本との遭遇。
今日輝いていた本が武田双雲さんの「ひらく言葉(河出書房新社)」でした。
この本は双雲さんが日々書き貯めた言葉を本にしたものだそうです。
佐島の北原さんちで双雲さんにお会いしたとき、ぼくは聞きました、「ブログを拝見していると次々グッと来る言葉が出てきますけど、もしかして毎日、一日中言葉を探しているんですか?」。双雲さんの答えはこうでした。
普通に暮らしていて、言葉があふれてくるんですよ。これは才能かもしれない。そしてそれを誰かに伝えたくてしょうがない。ぼくが言葉を伝えることで、世の中が良くなっていけば最高ですよ。
この本「ひらく言葉」は、そんな双雲さんの思いがつまった一冊です。
さっそくパラパラとめくると、やっぱり!です。グッとくる言葉が次々と。そのいくつかをご紹介しましょう。
心をひらく。
自分をひらく。
瞬間をひらく。
ひらくが手をつないで、
未来をひらいていく。
あきらめる。
すてる。
やめる。
どれも立派な挑戦だ。
どんな状況からでも、
未来だけは希望に変えられる。
迷ったら、
よりかっこいいと思えるほうを選ぶ。
そしてかっこいいと思える心構えで臨む。
わかってくれる人にだけ伝わればいい
なんて絶対思わない。
もう能書きはいいから
必死になってやってみようか。
高いところにいけなくとも、
上向きにはなれる。
誰でも、どんな状況においても。
ワクワクという言葉を考えた人はすごい。
言うだけでワクワクしてくる。
他人と比較しない人は強い。
他人と比較しても明るく笑っていられる人は、もっと強い。
苦しみに耐え抜く。
ではなく、
何としても楽しみに換えるという意志。
横に攻めるのではなく、上に伸びるんだ。
どうせ夢を描くのであれば、
こうなりたいと思うより、
そうなったらどうするか。
をイメージしたほうがよいと思う。
「がんばろう」と思うより、
子供の頃のように
いつのまにか夢中になるほうがいい。
バランスをとろうとしすぎて溺れてた。
群れない。
ひとりで生き抜く覚悟があってこそ、
真のコラボレーションが実現するんだ。
気を抜くとすべてが義務になってくる。
こちらから、追いかけるようにやるんだ。
優しく柔らかく、
すぐに断じない。
「優柔不断」
うん、いい言葉だ。
自分を愛さないということは、全世界を否定するということ。
どんなことが起きても、どんな理由があっても、
自分への愛だけは死守しなければならない。
宇宙規模で話し合おう。
分子レベルで想像しよう。
大きなことにクヨクヨしよう。
いいなあ!実にいいなあ!
読んでいると、双雲さんの言葉に自分が共鳴して、自分がひらいていくのがわかります。
武田双雲「ひらく言葉」、おすすめです。