設計ではガーデニングエリアの照明は、木製パネルに取り付けたこの1灯でした。

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施工途中でご主人から「もう1灯どこかに取り付けたい」というお話しをいただいて、それならここ!と追加でアーチにぶら下げました。

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照明器具追加のご要望の意味が、でき上がってからわかりました。
曽田さんちの周辺は、夜になるとご近所の玄関灯に加え、あちらこちらにイルミネーションが輝いてとてもいい感じです。そんな住宅地にあって、道路に面した庭のライトが1灯だけだと、少し寂しい感じがするのです。
設計時、ぼくはそこまで思い至りませんでした。

2灯の明りで、夜は、ジャジャーン!こうなります!

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グッと来ました。

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ご主人の追加要請は大正解。たった1個ライトが増えただけで、この庭がいい感じの住宅地にとけ込みつつ、街並のそのいい感じをさらに引き上げることになったと思います。

いやあいい経験をさせていただきました。
夜景はまた後日ジックリと。

明日からバーベキューテラスの解説です。 




イルミネーション輝く住宅地は幸福感に満ちています。
その周囲の幸福感に同調しようと、照明器具の追加を考えた曽田さんのご主人は素晴らしい!きっと一生幸せをふくらませ続けることでしょう。

まわりの幸福には誰でも敏感です。「うらやましいなあ」って思います。ところがその周りの幸福感に「うちもあやかろう」と考える人はほんの一握りなのです。ただうらやましがっているだけで「うちも」と思わないタイプの人の中に「ねたみ」がうまれます。

感じることができたら、次は動くこと。幸せそうだなあと思ったら、何でもいいからその真似をして、自分も幸せになるための行動に出た方がいい。

感じたら動く。感じたら動く。感じて動くことから感動が生まれるのです。