3つの効果の3、「室内と外との一体感」ということについてです。


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ここで質問。

あなたにとって庭は、「暮らしのエリア」に含まれていますか?

もしかして「暮らしの外にある場所」になっていないでしょうか。
暮らしが、玄関から入って、リビングやキッチンや寝室、室内だけになっているというお宅が大半かもしれません。
庭はあるけど、そこは時々がんばって雑草を抜いて、花を植えて、まあみっともなくない程度に維持できていれば良いか、というような場所になっているとしたら、ぼくとしてはもったいないなあ、残念だなあって思うのです。

庭があることで、暮らしが幸福方向へと開けていくような、庭があなたとご家族にとって欠かすことのできない、魅力的な場所として機能しているという、庭をそういう場所にしていただきたい。そういう場所としてイメージしていただきたいなあ。
そういう家が増えていったら、大げさではなく「日本のGNH(国民総幸福量)」は飛躍的に上がると思っています。っと、ミクロな視点で思いっきりマクロな世界観を語ってしまいましたが、これマジです。

日本のGNHを上げるための手っ取り早い考え方が、庭の地面を持ち上げて床面に近づけるということなのです。

ご覧の通りで、室内から地続きで庭があることで、部屋(暮らしのエリア)は庭へと広がります。暮らしの場所に「屋根のない、風や光や地球の大気を感じられるエリア」が加わります。
すごいことだと思いませんか。庭を持ち上げる、たったそれだけで。
 

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「暮らしの外」にあった庭が「暮らしの場所」に転換されると、家が広くなります。宅地の面積は変わらなくても「暮らしの面積」が広がりますから。
そしてその広がったスペースは、室内では味わうことができない「特上の外の部屋」にすることができるのです。

明日から、持ち上げた庭スペースを、その「特上の外の部屋」にするためにどんな構成をしたのかを解説していきます。


「庭を持ち上げることで得られる効果」
  1. 庭に出やすくなる
  2. スペースを広く使える
  3. 部屋と外との一体感が出る
あなたの庭に当てはめてみてください。