では、旗竿型宅地の入り口から順に、細部の解説をしてゆきます。
今回の一番の課題が「家の存在がわからない」ということでした。道路から建物が見えないのです。
そこで、道路際に柱を並べて表札を設置しました。
![DSC_0752](https://livedoor.blogimg.jp/graceland001/imgs/7/f/7f5d92a7.jpg)
今回の一番の課題が「家の存在がわからない」ということでした。道路から建物が見えないのです。
そこで、道路際に柱を並べて表札を設置しました。
![DSC_0752](https://livedoor.blogimg.jp/graceland001/imgs/7/f/7f5d92a7.jpg)
そしてそこから見える駐車場の奥に、さらに目を引くサインウォールを建て、その足元を目立つ色の自然石乱張りで、「その奥に何かある」感じを出しました。
![DSC_0753](https://livedoor.blogimg.jp/graceland001/imgs/f/b/fb5e73e6.jpg)
![DSC_0753](https://livedoor.blogimg.jp/graceland001/imgs/f/b/fb5e73e6.jpg)
近づくと、その乱張りが階段にも張ってある。これで道路から駐車場奥、そして階段を上るという誘導ができあがりました。
道路から、隠れて見えない家の存在、玄関へと意識を繋ぐ仕立てです。
きのうの続きです。「主夫の葛藤」。
家事育児をしたくて会社を辞め、自営を始めました。昼間は家事中心に時間を使い、夜中に仕事をするという生活。当時は新宿区に住んでいたので、明け方の歌舞伎町によく行ったなあ。遊びじゃなくて、仕上げた図面を持って歌舞伎町近くの24時間営業のコピー屋さんに行って、ついでに立ち食いそばを食べに行くのです。
今考えると睡眠時間が極端に少なく、よく病気にならなかったものだと思いますが、当時はただただ夢中。
会社を辞めるときには不安もありましたが、今思うとすてきな選択でした。「主夫」のひと言に憧れて、ジョンの真似をして、おかげでその後の人生がどれほどエキサイティングに展開したことか。
もし進路に迷っている人がいたらぜひこの言葉を。シンドバットの台詞です。
もし迷ったら、心のコンパスを信じるんだ。
いいでしょう!
そうやって始めた家事育児も、数年が経過すると楽しいばかりではなくなっていきました。「男は仕事が一番、もっと仕事に集中した方がいいのではないか」とか「自分は楽しくていいけど、もしかしたら妻が感じるはずの幸福感を奪っているのではないか」とか。いろんな葛藤が芽生え始めてきました。
なぜそんな迷いのような気持ちが生まれたのかというと、時間が経つうちに家事の基本、本質が見えてきたからです。それは「反復」ということです。
毎日繰り返し同じところを掃除して、献立を考えて同じスーパーで買い物をし、食べたら片付けて、風呂洗って、洗濯して、それが延々と続く日々に飽きてしまったんですね。何もかも放り出したくなりました。自分で選んだことでありながら「何で俺が毎日こんなことしなきゃいけないんだ」って。
そうなってからが辛かった。自分から入り込んだ迷路で途方に暮れているような状態が何年も続きました。
さっさと方向転換して主夫廃業宣言すればいいんですけど、そこがまた性格で、グチグチ不満を感じながらも、せっせと主夫業をこなしていました。
さらに年月が経ち、子育てが落ち着いて、妻との役割分担もいい具合にバランスがとれてきて、仕事も順調に伸びていって、いつのまにか家事は自然なこととして身に付き、今ではまた暮らしの中の欠くことのできない楽しみとなっています。
どうです、こういう旦那。妻曰く「あなたは女男なのよ」だそうです。そして妻は自分を男女だと言っています。人には、男男、女男、女女、男女がいるという話があって、その分類でいうとそうなるのです。
まあ、女男と男女でバランスは取れているので、こういうのもいいんじゃないかと思っています。
いろんなご意見もあるでしょうが、楽しいんだからいいんです。いやほんとに、楽しいですよ。
お宅のご主人はどうでしょうか?まったく家事をしないという男男か、それとも女男か。奥様はいかがでしょうか?うちみたいな勇ましい男女でしょうか、それとも女性的魅力にあふれた女女でしょうか。
この話、明日に続きます。
ちなみに本日、わが家の男女は和歌山出張で留守です。女男は早めに帰宅して、心置きなく庭の手入れと台所の掃除ができます。普段は男女の指導が厳しくて、なかなか思い通りにやらせてもらえないのです。だから、留守の間に思う存分好きなように。いやあ楽しみ楽しみ。
道路から、隠れて見えない家の存在、玄関へと意識を繋ぐ仕立てです。
きのうの続きです。「主夫の葛藤」。
家事育児をしたくて会社を辞め、自営を始めました。昼間は家事中心に時間を使い、夜中に仕事をするという生活。当時は新宿区に住んでいたので、明け方の歌舞伎町によく行ったなあ。遊びじゃなくて、仕上げた図面を持って歌舞伎町近くの24時間営業のコピー屋さんに行って、ついでに立ち食いそばを食べに行くのです。
今考えると睡眠時間が極端に少なく、よく病気にならなかったものだと思いますが、当時はただただ夢中。
会社を辞めるときには不安もありましたが、今思うとすてきな選択でした。「主夫」のひと言に憧れて、ジョンの真似をして、おかげでその後の人生がどれほどエキサイティングに展開したことか。
もし進路に迷っている人がいたらぜひこの言葉を。シンドバットの台詞です。
もし迷ったら、心のコンパスを信じるんだ。
いいでしょう!
そうやって始めた家事育児も、数年が経過すると楽しいばかりではなくなっていきました。「男は仕事が一番、もっと仕事に集中した方がいいのではないか」とか「自分は楽しくていいけど、もしかしたら妻が感じるはずの幸福感を奪っているのではないか」とか。いろんな葛藤が芽生え始めてきました。
なぜそんな迷いのような気持ちが生まれたのかというと、時間が経つうちに家事の基本、本質が見えてきたからです。それは「反復」ということです。
毎日繰り返し同じところを掃除して、献立を考えて同じスーパーで買い物をし、食べたら片付けて、風呂洗って、洗濯して、それが延々と続く日々に飽きてしまったんですね。何もかも放り出したくなりました。自分で選んだことでありながら「何で俺が毎日こんなことしなきゃいけないんだ」って。
そうなってからが辛かった。自分から入り込んだ迷路で途方に暮れているような状態が何年も続きました。
さっさと方向転換して主夫廃業宣言すればいいんですけど、そこがまた性格で、グチグチ不満を感じながらも、せっせと主夫業をこなしていました。
さらに年月が経ち、子育てが落ち着いて、妻との役割分担もいい具合にバランスがとれてきて、仕事も順調に伸びていって、いつのまにか家事は自然なこととして身に付き、今ではまた暮らしの中の欠くことのできない楽しみとなっています。
どうです、こういう旦那。妻曰く「あなたは女男なのよ」だそうです。そして妻は自分を男女だと言っています。人には、男男、女男、女女、男女がいるという話があって、その分類でいうとそうなるのです。
まあ、女男と男女でバランスは取れているので、こういうのもいいんじゃないかと思っています。
いろんなご意見もあるでしょうが、楽しいんだからいいんです。いやほんとに、楽しいですよ。
お宅のご主人はどうでしょうか?まったく家事をしないという男男か、それとも女男か。奥様はいかがでしょうか?うちみたいな勇ましい男女でしょうか、それとも女性的魅力にあふれた女女でしょうか。
この話、明日に続きます。
ちなみに本日、わが家の男女は和歌山出張で留守です。女男は早めに帰宅して、心置きなく庭の手入れと台所の掃除ができます。普段は男女の指導が厳しくて、なかなか思い通りにやらせてもらえないのです。だから、留守の間に思う存分好きなように。いやあ楽しみ楽しみ。
「主夫の葛藤」昨日から楽しみにしていました。
私はまだ反復に苦しんでいます。
だから「暮らしの中の欠くことのできない楽しみ」となるなんて考えもしませんでした。
いわふちさんのブログは私のコンパスですね。
いつもありがとうございます。