早い!もうテミヤンライブかあ。1ヶ月があっという間に過ぎます。
これは年取った証拠だそうですが、同時にいそがしく動き回っている証しだとも言います。毎日が充実している、高速回転で生きている人はあっという間に駆け抜けるように時間が過ぎてゆくのです。
いち日を隙間なく、回転速度を上げながら。ぼくはここんところ、まさにそんな感じです。
あまりに回転速度が上がって、気を抜くとポーンとスピンアウトしそうですが、そうならないように調整する、気持のメンテナンスをするのがテミヤンライブなのです。

というわけで、明日は62回目です。



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今回は1年ぶりのゲスト、ポリネシアンダンスチームの「カロケメレメレフラスタジオ/トリカガ」が出演します。すっばらしいですよ!




ではいつものように「北原照久ミュージアム」です。ラジオやライブから拾い集めた北原さんの言葉を並べます。
高速回転と言えば北原さんです。「どう、ぼくって止まって見えるだろ。高速回転してると止まっているように見えるんだよ」とおっしゃっていたことがありますが、北原さんの日々の動きはその言葉通りです。なんであんなに働き続けられるのか、しかも、疲れない。回転しながら周囲を元気にし続けているという不思議な能力の秘密が、その言葉の中に秘められています。
それを探し当てて、すぐに真似しちゃいましょ。真似していたら、いつか自分のものになるに違いありませんから。
あの特殊能力が手に入れば、人生は何倍も豊かなものになるのです。



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ぼくは何にでも好奇心があって、そして感謝型なんです。これが大事。物にも人にも感謝です。

でももともとは感謝型じゃなくて「どうして生まれてきたんだろう」って考えていたんですよ。友だちいないし、勉強できないし、学校は大嫌いでした。

それが、両親、特に母親の言葉で180度変わりました。「これからの人生の方が長い、出直しはできる」って。

母はほめ上手だったなあ。だれかがほめてくれる、認めてくれると、考え方は前向きになるね。




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ほめ上手と言えば高校時代の沢辺先生。たまたままぐれで60点取ったらすごくほめてくれてね、「北原、お前はやればできる」って。劣等生だったぼくのことを、職員室でも「北原はすごい、やればできるんですよ」って言ってくれてたんですよ。ぼくはもううれしくて、また先生にほめてもらいたくて勉強をがんばってね、入学の時にはビリだったのが、卒業のときは一番になっていました。




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沢辺先生は今でもお会いするといろいろと言ってくれるます。「照ちゃん、今の話しよかったねえ」とか「商売はやめちゃだめだよ、あきない(商い)って言うだろ」とかね。

こんなことも言ってたなあ「照ちゃんだけじゃなくて、みんなにいろいろ言ってるんだけどなあ。照ちゃんには伝わるんだよなあ。照ちゃんは感じやすいんだよね」って。

たしかに、ぼくは感じやすいかもしれません。それは人の裏側の心の闇や悲しみを知っているから。いろいろあったからね。だから感じられるんじゃないかな。




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そうやって先生にほめられて自信がつくと、波動が上がる。波動は引き合うから「俺はやればできる」って思うようになったら、いつもまにか、周囲からトラブルメーカーがいなくなりました。

沢辺先生とはありがたい出会いでした。人生は出会いです。出会いがすべて。




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例えばぼくが王様で、欲しい物がなんでも手に入ったら、きっと何も欲しくなくなると思う。

なかなか手に入らないからますます欲しくなるんですよ。

小百合さんに会うのは43年かかった。会いたい会いたいって、みんなに言い続けて43年ですよ。熱く楽しく語り続けた必ず夢は叶います。




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語るときには、その夢が実現したときのことを具体的にイメージするといいんですよ。小百合さんと会ったら、こんな挨拶をして、こういう話をして・・・。実際にお会いできたとき、そのシュミレーション通りに会話が進んでビックリしました。




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コレクションを見せたがらないコレクターもいるんですよ「目垢がつく」ってね。でもぼくは「これいいでしょ、これいいでしょ」って見せたくてしょうがない。




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コレクションはすべてぼくの琴線に触れた物ばかりです。有名無名はまったく関係なくて、自分がいいなと思った物を集めています。




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集め物の数だけトキメキがある。しあわせだなあ。だからこれをずっと残しておきたい。

100年経ったら、ぼくは「すごいコレクターだな」って評価されますよ。




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現代アート作家コレクション展を観た中谷彰宏さんの言葉


北原さんのようにアーティストをほめてあげる人が必要なんですよ。「これいいねえ、すばらしいよ。もっとつくってよ」って言ってる声が聞こえてくるようです。


ムットーニ(自動人形師)の作品と出会ったのはもう20年も前なんだよ。お互いに惹かれたんだよね。もし男女だったら恋人になっていたかもしれない。

作り手と気が合わないと次へは進まないじゃない。


ムットーニ  :  北原さんと出会う前は人間不信になっていたんですよ。

でも、北原さんってこういう人でしょ。ぼくが作品仕上げるとあまりによろこんでくれるもんだから、それじゃあまたがんばろうって。

ついに20年、33台になったんですよ。




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テーマ「あなたの好きなアートは?」


最初に買ったアート作品は、25才のときに近所で開催されていた与勇輝さんの人形展のもので「リュージュのおじさんおばさん」です。

木綿の人形が生きてるみたいでね、「これを部屋に置いたらワクワクしたりいやされたりするだろうなあ」って。それで買いました。

アートはときめくもの。アートは何かを感じさせてくれるものです。そして人を笑顔にしてくれる、そういう作品がいいなあ。

笑顔って大事ですよ。笑いは神様が人間だけにくれた最高のプレゼント。笑顔と元気があれば、幸せは向こうからやってくる。

では、テミヤンの「スマイル」をお聴きください。




明日29日午後6時30分、横浜人形の家4階です。
波動が上がる感じ、心が平らに整う感じを味わいに行きましょう。