いい天気ですねえ。今日も高橋さんちの草花をご覧いただきながら、徒然なるままに。



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今日は完成した庭の撮影に行きます。
月に2回ほどのペースで撮影していて、撮影日は一連の仕事の中でとても楽しみな日です。
写真を撮るのが大好きなのと、それに加えて、設計した庭が質感を持ってそこに出現しているわけですから、楽しくないはずがありません。

いつもファインダーを覗きながら、ぼくは夢の世界にいるような気分になっています。
数ヶ月前に自分が思い描いた仮想庭が、現実の庭となって、今自分はそこにいる。軽い興奮状態になります。
こればっかりは設計者の特権です。



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お客様からお声がかかって、庭を拝見にうかがって、どんな庭にするかを打合せして、設計して、施工して、そして完成。
お客様とぼくのイマジネーションが、現実の庭になる。そしてそこが、お客様の暮らしの場所として息づく。時間と共に、庭は成長してゆく。ぼくはそれを目撃できる。
ぼくのために制作されたドキュメント映画を観ているような、その映画の中に居るような。



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なんだか申し訳ないほど仕事が楽しいのです。というか、仕事という意識すら消えている気がします。
自分が楽しめば楽しむほど、お客様がよろこんでくれる庭になることのうれしさ、ありがたさを感じていて、あえて「仕事」としてくくる部分としたら「自分が楽しめる状況を整える」ということでしょうか。
いい睡眠をとるとか、体調管理とか、そういうことです。



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あと、けっこう意識してやっていることが「本を読む」ということ。「隙間読み」と称して、ちょっとした空き時間に読む。じっくりと読書の時間を取ることはめったにありません。
他には録画しておいた「プロフェッショナル・仕事の流儀」他いくつかの番組を観て、チェックしておきたいいくつかのラジオ番組を聴いて、意識を活性化させる。ここ数年、ひたすらそういう日々です。
それからもうひとつ、大事な時間があります。ひたすらボーッとする時間。
根がボーッとしているせいか、ぼくの場合これがないとバランスが取れなくなります。頭を弛緩させて、お笑い番組を観たり、家事をしたり、散歩をしたり。
忙しいといえば相当に居忙しい。かなり設計がたまっていますが、そうかといって設計ばかりしていてもいい成果は得られない。ひとつひとつの庭をワクワクしながら描けるように自分をしむけていくこと。その設計している以外の時間が勝負なのです。



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楽しい仕事のために自分の心身を調整してゆくなんて、ちょっと、プロフェッショナルでしょ。
でも、時々思います、厳しさが足りないなあと。
「プロフェッショナル・仕事の流儀」で取り上げるには逆境とか、人並み外れた努力の摘み重ねとかね、そういうのがないと番組になりませんからね。あ、いや、別にテレビ局からオファーがあったわけじゃないんですけどね。・・・ただの妄想です。



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ほんと、ただの妄想ですけど、これっておもしろいんですよ。自分をテレビカメラが追っているという妄想の中で暮らしていると、自分を客観視しながら
「理想の自分」を自己演出するようになりますからね。



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山奥で畑を耕して暮らしている人でも、大都会のビルの谷間をさっそうと歩いている人でも、家族を健康を思って夕飯の献立を考えている人でも、輝いている人の共通点は、自分のドラマの主人公であり続けていることなのです。

このドラマの主人公は、あなたです。





やってみてください、あなたのすてきな生き方を追うドキュメント番組のカメラが、24時間あなたを撮影している、という妄想。

いろんなことありますけどね。あと一歩だけ、前に進もう。