言葉を拾い集めながら暮らしているわけです。
世の中言葉だらけですから拾おうと思えばいくらでも集まりますが、そこはやはり「響く言葉」じゃないとつまらないわけで、いったん自分のフィルターを通過するときに、そのフルター膜を振動させた言葉だけを書き留めます。

心のフィルターを振動させ、メロディーを奏でる言葉との出会いがうれしい。

で、武田双雲です。職業は書家。1975年生まれなのでぼくよりも15歳年下、なんとまだ30代の青年です。
彼の言葉が奏でるメロディーは、いつもさわやかで、美しく、力強く、澱みがありません。



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怒りは自分を知るチャンス。自分を変えるチャンス。



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子供は俺の中の濁ったものを一瞬で透明にしてくれる。



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他人を気にしない自信満々



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世の中はあまりにも「〜しなければならない」が多すぎる。しかし、それを受け入れるかどうかはその人次第。



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成功は点
成長は線




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一生懸命でやる、なぜこんなに単純なことがなかなかできないのだろう。



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亭主の尻を叩くより、あなたの朝の上機嫌。



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「自分」の専門家に最も適した人材は、自分だ。



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「いつか楽しいこと」ではなく「今、楽しい」の先に「楽しい」が続くんだ。




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どれもこれもいいでしょ。
最後の「いつか楽しいこと」ではなく・・・なんかは、ウキウキと歩いてゆく自分自身を俯瞰した映像が浮かびますよね。

若き天才。
この人に注目し始めてから4年が過ぎました。
まあ響く言葉の宝庫なわけです。著書を開こうもんなら、もうぼくの手帳は写経状態になります。

武田双雲という人、東京理科大学理工学部卒業でNTT東日本の営業マンだった経歴を持つ書家、おもしろすぎです。