「ヒーリング・ガーデン」
ーーーintroductionーーー

 園芸療法は1950年代にアメリカで始まり、日本では1990年頃から、うつや認知症の治療の一環として注目され始め、今では介護施設や心身のリハビリテーションなどに広く活用されています。例えば、草花を育てて土いじりをすることによって、その方が元気いっぱいだった頃の記憶を呼び覚まして症状を改善させてゆく、というような、自然との関わりを通じて健康の回復と向上を目指すものです。

 療法などというと、病の症状改善を目的とした医療行為のように感じるかもしれませんが、庭を楽しんで暮らしている人たちは無意識に、園芸療法の考え方、手法を実践しています。皆さん早起きで、植物と親しみながら季節の変化を察知し、収穫物が食卓に並び、日々庭に癒され、笑顔いっぱいで暮らしている。ぼくはその人たちを「庭の賢者」と称して、尊敬と羨望で、教えを乞うような気持ちでお付き合いを続けてきました。そこで得た知恵というか、考え方というか、暮らしぶりを書き留めていこうと思い立ち、カテゴリ『 Healing Garen 』を始めることにしました。
 ヒーリング・ガーデンとは癒しの庭。癒しとはストレスを取り除き痛みを和らげるだけではなく、心身のバランスが整って元気が出てくること。リラックス、リバランス、リチャージ。
 あなたの庭が庭本来の役割である癒しの場所になることをイメージしつつ、庭の賢者たちが醸し出している暮らしのエッセンスをお受け取りください。

 ではさっそくまいりましょう。



『早起きは三文の得』

 朝目覚めたら、すぐに庭に出てください。



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 早朝の光と空気で全身を目覚めさせるとセロトニン(幸せホルモン)が分泌されて、いち日を快調に過ごすことができます。



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 セロトニンと連動して、夜にはメラトニン(心身修復ホルモン)が出ますから、熟睡しながらフレッシュな明日を迎えることができます。



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 早起きをして庭に出るのを習慣づけることが 、健康と幸せを維持するための基本中の基本です。