口は幸いの元

 庭の相談をお受けしながら、愚痴を言えばそのように、不満を並べればそのように、発した言葉に導かれるように暮らしが展開してゆくことの不思議を実感しています。雑草取りを終わりなき苦労と捉え、庭を持つなどというのは呪われた暮らし方なのだと信じ「ああいやだいやだ、何でまた生えてくる雑草取りに追われなきゃならないのか、もううんざりなんです。いっそ庭中をコンクリートにしたいんですけど」というご相談は毎月あって、もちろん、それでひとまず気が楽になるならとその仕事をお受けして、「ところで余談ですが」あるいは「余計なお世話ですが」と前置きをしてから、雑草取りが日々の楽しみになるタイプの庭をご提案。そこまでやらずに仕事を完結できないのです。一応、ごく普通に庭を庭として整えれば、そこは人生を豊かにしてくれる場所になるのである」と信じているガーデンデザイナーとしましては。

 口は災いの元という言葉があるくらいですから、この発した言葉に呪いをかけられてしまう現象は昔からあったことなのでしょう。ということは、その呪縛にはまらない考え方、暮らしの知恵もあるはずだと思い至り、探してみました。もちろん、今や多くの人が頼りにしている万能の賢人、AI 様に。

AI :「口は災いの元」の明確な対義語はありません。「不用意な発言が災いを招く」という意味であるのに対し、「口を慎む」「沈黙は金」といった言葉がその反対の意味合いを持ちます。また、同義の慣用句としては「物言えば唇寒し秋の風」や「きじも鳴かずば撃たれまい」があります。

 ありがとうございますAI 様。どうやら質問の仕方がまずかったようです。ぼくがうかがいたかったのは愚痴を言うことでその愚痴世界に導かれてしまうことに対して、何かを口にして愚痴世界とは真逆の夢の世界へと引っ張っていてくれる言葉が欲しかったのです。と、パソコンとの少々の会話で思考が整理されました。もうAI 様に問うまでもない。つまりですね、そういう言葉は山ほどあって、世に言う『名言・格言』の中に数限りなく回答が並んでいるわけです。AI 様、口を慎み黙りこくるのではなくて、愚痴世界への立ち入りを禁止してくれる言葉を探していたのですよ。おっといけない、ぼくの問い方が下手くそだったのですから問い直します。「言葉によって夢の世界へと導かれる名言」をご伝授ください。

 「言葉に導かれる名言」には、自身の考え方や行動を変え、人生を前向きに変える力を持つ言葉が該当します。例えば、「言葉が変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、性格が変わる。性格が変われば、運命が変わる。」のように、言葉が連鎖的に人生に影響を与えることを示唆する格言や、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」といった、主体的に未来を切り開こうとする気持ちを後押しする言葉が挙げられます。

 なるほどなるほど。いやはや便利な世の中になったものです。口は災いの元であると同時に幸の元でもある、ということなんですね。だったら話は簡単で、お客様から日常的に飛んでくる庭への愚痴を受けとめて、理解した上でそれを庭への夢に変換し、打ち返し続ければいい。うん、これでいいのだ。

 さてと、次の質問・・・ええっと、止むことのない女房殿の愚痴に対しては・・・仕事よりキツいんですけど。



蜜を求めて飛び回る昆虫たちは、
一様に無口。

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それが暮らしのコツのような、

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それが愛情表現のコツのような、 

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それが家庭円満と
世界が平和であるためのコツのような気がしてくる。

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I don't wanna tslk about it, how you broke my heart.

いっそ言葉なんぞは捨ててしまった方がいいと思うのだが、
女房殿よ。

if I stay here just a little bit longer,
if I stay here, won't you listen to my heart,oh my heart.

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おっといけねえ、また愚痴っちまった。







 今日は「港南台店」にいます。