『間合いを図る』

周辺に建つお宅との関係性をどう図るか。それは、庭づくりにおいて非常に重要な事柄です。
目隠しと見晴らし、木の配置、居場所の設定など、隣家との良好な(適度な)関係を意識しながら組み立てましょう。



岡山邸 Before
岡山邸Before 6


After 
After 6



ガーデンリフォームの場合、「今さら目隠しをしたら、お隣さんが気を悪くするのでは・・・」と心配される方が多くいらっしゃいます。
しかし、心配はいりません。それどころか、お隣さんもホッと安心されるはずです。

こちらのプライベートを確保するための目隠しは、同時に「相手側のプライベート」を守ることになります。お互いが快適に過ごせるようになるため、実は感謝されることの方が多いのです。



守谷邸 Before
守谷邸ビフォー8


After
アフター8



ところで、「間合いを図る」といえば剣士の心得。
宮本武蔵、山岡鉄舟、千葉周作、伊藤一刀斎、土方歳三など、名だたる剣豪たちはみな間合いの達人でした。
日頃、奥様から振り下ろされる「刃」に四苦八苦のご主人方も多いのではないでしょうか。もし身近に剣道をやっている方がいたら、ぜひ観察してみてください。段持ちの上級者であれば、ほぼ例外なく夫婦円満をキープできているはずですから。

隣人との間合いと同様に、妻(パートナー)との間合いの取り方は、人生における重大問題です。
かといって「距離を置く」と別のややこしい展開になりますから、「付かず離れず、相手の剣先をギリギリでかわす間合い」を身につけたいものです。



横澤邸 Before
横澤邸ビフォー2 21


After
アフター2 23



ちなみに、ぼくは剣道初段です。
あれから幾星霜。少年剣士はすっかりシニア剣士となり、今や全身のいたるところに刀傷を負って、剣を杖代わりにトボトボ歩といている始末。実にみっともないことです。



草野邸 Before
草野邸ビフォー4 9


After
アフター4 10



お隣さんとの間合い、そして妻との間合い・・・。もっと早くから心掛けておくべきでした。