孫に魚釣りをさせたい。これがここ数年のぼくの念願でした。父の法事を機に娘がそれを叶えてくれて、大袈裟かもしれないけど、彼女たちにひとつの役割を果たしたような、安堵にも似た気持ちになっています。



DSC00614

DSC00624

DSC00662

DSC00638

DSC00675

DSC00690



 自分の幼い日の記憶の中で、叔父が連れて行ってくれた魚野川での釣り初体験が、後年とても貴重な思い出として残っていて、あの時の、竿から伝わってきた振動が、もしかしたら生まれて初めて物事に感動した瞬間だったのかもしれません。



DSC00726

DSC00775

DSC00786



 あのビクビクッとした瞬間が契機となって、ぼくの「感動したがり屋」の人生が始まったような。



DSC00764

DSC00742

DSC00756



 孫たちがどう感じてくれるかは別として、最高に楽しんでくれたようで、うれしい時間でした。



DSC00741

DSC00753

DSC00761



 娘は、次は雪解けの頃に山菜採りを計画してくれるようです。



DSC00790

DSC00789

DSC00800



 自然を遊び相手にできることが、これからとても大事になる。子育て中のお宅の庭を思い描きながら思うことです。



DSC00809

DSC00835

DSC00831



 ああ楽しかった。二年ぶりの新潟で生き返ったような気分になり、やはりぼくの根っこは越後の自然に張っているんだなあと思った、一白二日の家族旅行でした。



DSC00824

DSC00823

DSC00861



 そうそう、孫がもうひとり出現しまして、お爺さん役の期間が長されました。こりゃあ長生きせねば。



純佳(じゅんか。わかりづらいけど女の子です)。

DSC00686

「穏やかというか、ボケーっとしてるねえ」と言うと、
ぼくの妹が「ゆうちゃん(息子・純佳の父)の小さい時とそっくりだ」と。

DSC00671

すると脇から親戚のおばちゃんが
「ヒデ坊(ぼくの呼び名)はゆうちゃんより、もっとボケーッとしてたよ。
ひたすらボーッとしてるからヒデボーになったんだから」。

DSC00684

う〜ん、まだ言われるか。
なんだか、ありがたいというか、うれしかったなあ。



 気がつけば、子や孫に導かれている自分。愛情あふれる親戚・家族に、今更ながら感謝です。
 さ、仕事仕事。束の間の夏休みでエナジーチャージした分スピードアップを図ります。首を長くしている皆様、ひとつひとつのプランに思いを込めて、丁寧に仕上げてゆきますので、どうかご容赦のほどを。



久々の新潟で、夏の情緒の濃さに癒されました。
大きな自然の懐にいると、人は自然体になり、
やさしく、愛情豊かな時間が与えられるんでしょうね。
食べ物、方言、行動、考え方など、
うかつに忘れていた山村のお作法を思い出し、
いろんなことが整った気がしています。
夏には夏を楽しむ暮らし方を。
都会にいても、日々自然を感じる暮らし方を。