風合い素材で構成する

 庭を構成する素材には、時間とともに劣化するものと風合いを増すものとがあります。



DSC02175

c658641d

443639cd



コンクリート、プラスチック、非鉄金属は劣化素材。
レンガ、石、材木は風合い素材。



e5a92fb0

c992ac46

040731c6



 少々古臭い考えかもしれませんが、庭に使う素材は天然に近く土に還りやすいものが好ましいと思っています。ただしそれによって傷みが早かったり、メンテナンスが大変だと庭自体の魅力が薄れてゆくことになるので、適材適所で人工的な素材も使いつつ、要所要所は妥協することなく天然素材にこだわる、というまとめ方が望ましいでしょう。
 ではどこが風合いを増す天然素材を使うべき要所なのかというと、触れる箇所、その庭のテーマとなっているエリア、最も目立つフォーカルポイント、この3つです。

 利便性重視でまとめられた人工物だらけの庭は味気なく、不自然な印象は拭えません。そもそも不自然な自分を自然体へとチューニングするのが庭の大きな役割ですから、その手段のひとつとして、天然に近い素材を配置することにより、庭に押し寄せてくる自然の波をキャッチしやすくなるのです。