思いがけず、とてもいい感じの夏が続いています。

ここまで来れば、数年ぶりに「次の季節に想いを馳せる」という、脳内に気持ちの余裕が生まれていることに気づきました。

これですよこれ。冬には春を、春には夏を、夏には「もう一踏ん張りだ。もうすぐマツムシが鳴いて、涼風にコスモスが揺れる秋がやってくる」というように、季節の先回りをしながら、それを楽しみに今日を過ごすのが、「自然と同調する暮らし」のコツなのです。



コスモスは群生する。

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細い茎を横に広げ隣の茎と絡んで、
互いを支え合って咲いているのです。
その様子は、どこかぼくら人間の暮らしぶりに似ていて、
これも「花に癒される」ことのひとつなのでしょう。

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十数種類いたと言われる人類の中で、
唯一生き残った我々ホモ・サピエンスは
とてもか弱い種族だったそうです。

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身を寄せ合って暮らすこと、つまりは家族と隣人との愛情を育むことが
生存の基本なんだよなあと、
そよぐ花を擬人化しつつ、
今宵の庭で開く本は、『サピエンス全史』にしようかな。
あるいは『超訳・種の起源』か。

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どちらでもいいし、通読する必要もない。
著者の理念は同じで、それを脳内に、フレッシュに上書きしたいだけなのです。

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愛情という、曖昧で特殊な思考形態を見失ったら、
いくら頑張っても、家庭も、企業も、世界も、絶滅は免れない。
原始から続くこの「愛情の掟」を再確認できる、
とう癒し。

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庭ですよ、庭。
愛なき世界の住人には存在すら知られていない、
曖昧で特殊な場所が庭なのです。





ポール・マッカートニーがまだ音楽好きな少年だった頃に作り、
後に恋人の兄がやっていたピーター&ゴードンから楽曲提供を依頼されてプレゼントした曲。
この頃からすでに、ポールの音楽理念は完成形だったことがわかります。
少年は、そのままの気持ちで人生を突っ走り、
今も立ち止まることなく走っている。
見事な人生ですよね。