夜を楽しむ

一年を通して、夜のお庭はこの上なくゴージャスな時間をもたらしてくれます。



石井邸
石井邸

畑邸
畑邸

荒武邸
荒武邸



ライティングを施した庭は、夜空に浮かぶ宇宙ステーション。



中山邸
中山邸

一柳邸
一柳邸

わが家
わが家



見上げる頭上の星空はまぎれもなく宇宙空間です。そして夜風は、地球の表面を何周も巡った末にたどり着いた空気です。
そう感じられる庭で時を過ごすことによって、どれほど思考が解放され、翌朝の調子が上がることか。

ぼくの場合、BGMを流すためのパソコンと、読みかけの本と、そしてよく冷えたビールを持って特等席に着席し、30分から1時間ほどを「庭の書斎」で過ごしています。

特に夏の夜、江ノ島方向から入ってくる風の心地よさたるや。あまりに快適で、だいたい3ページほどで寝落ちします。
その夢見心地のひと時は、幼き日に、夏休みの縁側でまどろんだ瞬間へとワープする「夏の夜の夢」。最上級の癒しなのです。

では、「冬の夜の庭」はどうでしょう。夜風はがシャキッとしているので、いつまででもページをめくっていられます。
ですから、冬は寝不足にご注意ください。

春も秋も言わずもがな。庭の夜風は、誰にでも平等に準備されている、人生の財宝なのです。