前々からやりたい、やらなければと思っていたことを、今日から始めます。
過去記事のリライト。
ではさっそく、「幸せへの扉」から。
ガーデンデザイン、この仕事をしていて思うことがあります。
幸せな人の庭は、いつも眩い幸福感に満ちています。
通りがかった人の気持ちまで、瞬時にして引き上げ、笑顔にしてしまう陽気さを持っています。
幼稚園の園庭や、結婚式場の庭から聞こえてくる歓声のような。
でも、さまざまな理由で、今は幸せと距離ができてしまっている人の庭は、言葉少なに、沈んだままです。
明るい庭と沈んだ庭、にぎやかな庭と無口な庭。その分かれ目は、庭の持ち主が、庭に、あるものを発見できるかどうか。
そのあるものとは、庭のいたるところに存在している、「幸せへの扉」です。
その扉は、透明です。
透明なのに、時々、ほんの一瞬、半透明になって目の前に現れます。
その期を逃さずに、扉を開いて踏み入った世界には、その名の通りに幸せが待っています。
その人は必ず、めまいがするほどの幸福感に包まれます。
ただし、その幸福感は永遠ではありません。いつの間にか消えてしまいます。
でも、落胆することはありません。
その世界には、ちゃんとまた次の「幸せへの扉」が潜んでいるからです。
一瞬見えた扉を開けて入っていって、そこにある幸福感に包まれながら、また次の扉を発見して、それを開いて入ってゆく。
このように、「幸せへの扉」を次々見つけながら、どんどん新たな幸せを感じながら暮らしてゆく人がいます。
一方で、扉の存在に気付かないままの人もいます。
必要なのは、庭の声が聞こえる耳と、一瞬現れる扉を見逃さない目と、その扉を開いて入ってゆく好奇心。
このブログを開いたあなたは幸運です。
今日からは、庭があなたを導き、応援してくれます。
これが運命です!
あなたは強運です!
あなたは今日、宇宙とシンクロしたのです!
なーんてね。ちょっとスピリチュアルな雰囲気で書いてみました。
現世に戻ります。
でも、大真面目に言いますけど、庭って、そういう場所なんですよ。とても幸せになりやすい場所。
庭に出て、庭を感じて、どんどん幸せになって行きましょう。
昨日よりも今日、今日よりも明日と。
幸せに、上限はないのですから。
「幸せへの扉」とは、日々庭のある暮らしを楽しみながら、幸せいっぱいに暮らしている人たちに発見した共通点、「幸せ達人」からぼくが学んだ、幸せに暮らしてゆくためのコツのことです。