庭をつくる人

桜吹雪にシャボン玉

 小糠雨降る港南台。ここ2週間ほど天気がグズグズとして現場がなかなか進まない。職人さんたちも、存分に腕を奮うには晴天が前提条件なので、不完全燃焼の日々。


桜咲く。

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今年はとても静かに感じる満開の姿。
ぼくの中身が静かな状態だからかな?
それとも世の中がそのようになってきたのでしょうか。

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繰り返し押し寄せる試練を乗り越え、
人々は静かに、家庭の平安を第一義として暮らすようになった気がして。
何が大切かを、噛み締めるように実感している気がして。

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桜咲く。来週はきっと晴天続きとなるでしょう。
静今朝から一転、ゴージャスに舞う花びらを楽しみに、
今日は曇り空を味わいつつ仕事に熱中。

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散る桜 残る桜も 散る桜
良寛さんだったかな。
これって美しくあれっていうことですよね、きっと。
ったく、戦争ってのは1ミリも美しくないんだよね。

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 ぼくの予定としては、デッキ材の下準備。港南台にまたひとつ、幸せ家族の美しい庭が出現します。美しい庭は、美しい気持ちをキープして暮らすクリエーターたちじゃなきゃ生み出せない。故に昔から、うちの職人さんたちは一様に美しい。おっさんであっても、爺さんであっても、おばちゃんであっても、姿も気持ちも美しいのです。
 セランガンバツ120✖️30✖️4000を80本と90✖️90✖️3600を16本とその他細かい板材にペーパーを掛けて丁寧に塗装。色にこだわった設計のため、塗装は人任せにできない(ペンキ塗りが楽し過ぎて外注したくないというのが本音なのですが)。
 晴天の予報だったから昨夜から闘志を漲らせていたのに、いやはや、小雨で予定変更ですな。作業場には屋根がないため雨粒には早々に降参。

 さてと、降ったら降ったで設計やら事務仕事やらに頭を切り替えればそれでよし。
 切り替えスイッチは音楽とコーヒーで。選曲は当然、藤原ヒロシで。コーヒーは先ほどセブンに立ち寄り「濃いめ」をチョイスしてきました。コンビニのコーヒーって、勿体無いくらいおいしくなりましたよねえ。





 そうそう、今夜はピッちゃん(孫の結陽)のバースデイパーティー。プレゼントはシャボン玉にしました。晴れたら公園で、一緒に泡玉を飛ばします。大量に。





忙中メリクリ有り

 昨夜のクリスマスパーティーをアップすべく写真整理をしていたら、以前に庭をやらせていただいたお客様がご来店。



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 「いやあご無沙汰しています」と、ぼくは不意打ち的な再会にテンションマックス。後でチェックしたら、そのお庭はブログには載っていないため、それ以前、18年以上前に施工したお庭です。



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 「元気でやってますか?」

 「はい、なんとか元気を維持しながらですけどしつこくやってます」

 「あなたに作ってもらった庭がとても楽しくて、しかも年月が経つほど楽しさが増してゆくんですよ。いつかお礼を言いに行かなくちゃと思いつつ、ええっと、あれは何年前でしたっけ。こちらはすっかり歳取っちゃって、どっからどう見ても、お爺さんになりました。イワフチさんは全然お変わりないようですね。奥様もお元気なんでしょ?」



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 「ええっとですねえ、女房は元気すぎて困っています。そろそろ弱ってくれないと身がもたないですよ。元気過ぎるお婆さんは手に負えないです」これは昔のお客様との、すっかり定番となっているやり取りで、先日も後藤さんと同じ会話をしました。「かおりさんはお元気?」「はい、相変わらずで困っています」「それはよかった」と。



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 このように、年末年始とゴールデンウィークには決まって数組のお客様が来られて、庭がいかに楽しく、暮らしに有効な機能を果たしているかを報告してくれます。もちろんそれはこの上なくありがたく、うれし出来事な訳ですが、同時に、その庭の価値が高かったのはぼくの力ではなくて、その方々の暮らしが豊かであったことによる現象、成果なのだと感じるのです。



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 豊かに暮らすこと。それが庭に豊かさを生み出す。



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 ではその方々は、いかにしてそのような豊かさを創造しながら暮らして来られたのか。ひとつ、とても明確な要因があります。それは平坦な道のりではなかった、ということです。それぞれにいくつかの困難な課題をクリアしてきた、というのが今ある豊かさ、幸福な時間の下地となっている。親族の生老病死はもとより、家庭でも仕事でも、思いがけない展開、予想不可能なアクシデントは誰にでも起こることで、解決不可能と思われる問題であっても、数年の経過で気がついたら解消されていた、というような経験を、総じて皆様がお持ちなんですよね。



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 これは驚くべきことです。ぼくの場合は庭を通して、お客様が経験したそういう事柄を知ることが日常ですから、普通のことと捉えています。しかし、多分、多くの人にとっては「自分には無縁の世界」であるという認識なのではないでしょうか。特にお若い方々は、人生において、行く手に次々とハードルが置かれるシステムなんだということを、実感を伴って自覚できるわけもなく、何度か無体なハードル出現に足を取られて転倒した挙句に、その痛みから実感が得られるのでしょう。



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 このお話は、膨大な事例と、さらに膨大な背景と展開と結果(途中経過)があるため、後日細かく調理し盛り付けてからお出しします。今日はクリスマスパーティーのことを書き、すぐさま頭を切り替えて設計に移らねばなりません。



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 とはいうものの、脱線したままかなり進んでしまったので、このまま進行しながら娘夫婦と孫たちへのメッセージを綴り終わりたいと思います。



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 新居に移り、まだ庭を手付かずのままにしてくれていることに感謝。いつだったか、ぼくが、それこそ思いもよらない窮地に追い込まれて凹んでいた時に、「そのうち頑張って家を建てるから、お庭はお父さんの好きに作ってね」と、希望の世界へと導いてくれた娘よ、やっと君たちに恩返しができる。時間はかかるが、最高の庭を仕立てるから待っていてくれ。そこを家族の場所として、この調子で美空とピッちゃんを育て上げてほしい。先々何が起ころうとも乗り越えられる、そんな庭を提供するからね。



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 年々驚くほどの成長の様を見せてくれるお嬢ふたりへ。
 いつもジイジくんと遊んでくれてありがとう。来年はイルミネーションの庭でクリスマスパーティーだ。










今宵は12番目の月

 2023年、イブの早朝。庭に浮かぶ月は少しだけ満たない、ほぼ満月。ほぼ。



幸せ達人、後藤さんちのクリスマス風景を並べつつ、
今年も年末だけのクリスチャン。


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 つぎの夜から欠ける満月より、14番目の月が一番好き。



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 月カレンダーを検索したら、満月は27日で、十四夜は26日。クリスマスの翌晩。月夜見尊よ、なかなか粋な計らいではないか。



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 例年通りに孫へのプレゼントを悩む。彼女たちに一生の思い出になる品を、と。他の家族が豪華で楽しいゲームやら何やらを用意するであろうから、ジイジくんの打つ手はどうしたものか。



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 昨年も、一昨年も、考えに考えた挙句に『逆張り』で、コンビニのレジ横に並んでいたクリスマスブーツを購入した。これが昭和時代からの定番なのだ。これこそが幼い日に、自分が一番嬉しかったプレゼントなのだから。三角帽子、アイスケーキ、お菓子入りの長靴。何歳くらいの記憶なのか、とにかく大人たちがみんな笑顔で、子供たちを囲んで過ごすあの感じが、幼心に「シアワセってこういうことなんだ」という実感を生み出した気がしているのです。



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 人はいつ、思考の中に幸せの定義が出来上がるんだろう。さんざん苦労をして、その対比的に安泰を幸せとする人もいるが、どうやらそれでは遅いのかもしれない。もっと早くに、有り余り、溢れている幸せにどっぷり浸かる時期に、つまりそれは空気のようなものだから自覚などしないし、ただやたらに周囲の大人が幸福感に輝いている、そんな記憶を後年、最高に幸せだったんだと思い起こす。そういう幸せ体験が、彼女、彼らには絶対に必要なのである。それが一生を支えることになるのだと、すっかり大人になったヒデボーくんはそのように確信しているのです。



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 で、故に、今年も逆張りでクリスマスブーツ(できるだけ昭和っぽいやつ)。少し見栄えが地味だから、デパートの地下に寄って、可愛らしい花束を添えてプレゼントといたしましょう。女の子だし、花束は反射的に喜んでくれるし。



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 メリークリスマス。メリークリスマス、ミスター・ローレンス。そうだ、坂本龍一にはイブの夜の月をプレゼントしよう。ありがとう、坂本さん。あなたは最後の最後まで、14番目の月的に音と言葉を届け続けてくれました。高橋幸宏さんと一緒に細野さんの到着を待って、絶対に、あっちで再結成してくださいね。そして家族が集う家々の庭に、星空から、満ちてゆく月光のようなメッセージを送り続けてください。



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 それにしても、なんて立て続けに人が召されてゆくのでしょう。人類史としては当たり前な現象であるわけなんだけど、でも戦争で奪われる子供たちの命だけは、それを当たり前と片付けることなどできない。世界中の子供の枕元に、明日の朝、ワクワクの包みが置かれていますように。サンタさんたち、お父ちゃんも、お母ちゃんも、お爺ちゃんも、お婆ちゃんも、一致団結して、Love & Peace 。



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 さてと、そんな思いを胸に、プレゼントを買いに出かける時間まで、設計設計また設計。逆張りはぼくの設計でも常套手段。人生の裏に道あり花の山。裏っ側に物事の本質がひそんでいるのはままあることだから。庭においてありきたりな設計は、大概の場合、上っ面に流れてしまうものなのであります。そんなものは庭っぽい空き地に過ぎない。



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 庭っぽい空き地、家族っぽい他人、平和っぽい地獄。逆張りすれば空き地っぽい幸せな庭、他人っぽい幸せな家族、地獄っぽい幸せな平和となります。「幸せな」を無理に付け加えたわけではなく、前者には馴染まないそれを、後者にはすんなり付けることができるから。これが裏表のマジックなり。



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 メリークリスマス。今宵は12番目の月。裏道を照らす、冴え渡る月明かり。










海辺のカラスとサルのお話

 あまりに急激な秋の到来に、戸惑うペリカン海辺のカフカ。カフカとは、チェコ語でカラスの意なり。オーディオブックで『海辺のカフカ』を朗読しているのは木村佳乃で、これがとってもいい感じ。い〜い仕事してますなあ〜。ところが旦那の東山新社長は嫌な感じ、苦難の日々が続いていますねえ。人生どこで何が待ち受けているかわからないものです。どうか頑張って、早くいい感じの活躍をしていただきたい。いい感じを配っては幾らかのお足を頂く、それが古来よりの芸能であり、芸能人の仕事でしょ。聴衆を嫌な気持ちにさせるようでは食いっぱぐれるだけのこと。あんなにカッコよかったのに。確かに、飛び切りカッコ良いかったのに。
 人々は、恩恵を受ける何の仕事に対しても、自分と自分の愛する人をいい気持ちにしてくれることだけを求めているわけです。豆腐屋、花屋、タクシーの運転手、各種工事業者、そして宗教かや政治家にもね。


今年はキンモクセイの香りが猛烈に強い。
あの夏が影響しているのでしょうか。
異様な暑さに危機感を抱き、
何くそ、負けてたまるかと、そんな咲き方のように感じます。
コンチクショウパワーは、植物によく見られる現象です。
人生で何度か、人にもその力が宿ることがあり、
奇跡に次ぐ奇跡で窮地を脱する、のみならず、
信じ難い成功体験をするのです。


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『1973年のピンボール』より

 金星は雲に覆われた暑い星だ。暑さと湿気のために住民の大半は若死にする。三十年も生きれば伝説になるほどだ。そしてその分だけ彼らの心は愛に富んでいる。全ての火星人は全ての火星人を愛している。彼らは他人を憎まないし、うらやまないし、軽蔑しない。悪口も言わない。殺人も争いもない。あるのは愛情と思いやりだけだ。
「たとえ今日誰が死んだとしても僕たちは悲しまない」
 金星生まれの物静かな男はそう言った。「僕たちはその分だけ生きているうちに愛しておくのさ。後で後悔しないようにね」
「先取りして愛しておくってわけだね?」
「君たちの使う言葉はよくわからないな」と彼は首を振った。
「本当にそう上手くいくのかい?」と僕は訊ねてみた。
「そうでもしなければ」と彼は言った。「金星は悲しみで埋まってしまう」


 金星人たちが、そのような完璧なる平和主義者となった理由、プロセスを考えてみる。地球人の感覚では、そうなるに値するだけの大きな悲劇と膨大な悲しみを経験した末に達した、達観、進化だったのかもしれない。いや、待てよ、人類にそんな進化があろうはずはない。道徳の教科書や各宗派のバイブルでは割り切れないのが社会であることを、否定できる者はいないから。気が違ったような、まるで意味不明な言動を繰り返しながら残酷な苦しみを連鎖させてゆくのが人間なのだから。だとしたら彼らは・・・そうか、金星人は植物から進化した人類なのかもしれないなあ。完璧な平和主義はとても植物的だから。
 猿からではなく植物の末裔。悲しみで埋まってしまうことを避けるために愛する、という思考を持てない、それが猿の悲劇なのだ。故に戦争がデフォルトなのだ。あの映画のラストシーンを、遺跡と化した女神の姿を、悲しいかな、もう地球上で誰一人覚えている者はいない。猿だから仕方のないことではあるが、とほほのほ、子供を殺された人の悲しみを、地球上で誰一人、真に共有することなどできないのかもしれない。猿だから。猿だから。植物に学ぶこともできない猿だから。

 さてと、猿者は追わず、火星人に向けた我が仕事に一意専心、猪突猛進。人をいい気持ちへと誘なう庭を、設計設計また設計。金木犀の香りに包まれつつ仕事に意欲をたぎらせる、これが幸福ということなり。苦悩の中にある人は、花の香りなんぞに気づかないですからね。

 谷村新司は、いつもそんな自然からの細やかな恩恵に強く感動する人でしたね。昔々のそのまた昔、大湯温泉の湯治場で、谷川のせせらぎとカジカガエルの声を聞きながら読んだエッセイ『蜩 ひぐらし』のことが、あの時間が忘れられないのです。「ああ、こんなにやさしい気持ちで夢を追ってもいいんだ」と、そんな感慨が、中二病のぼくに、カチ、カチ、カチとウインカーを出してくれました。チンペイさん、安らかに。そして感謝しています。


この頃ハマっている動画。これが芸能でしょ。
何よりも、この若者の健全さが心地よし。
コロナ以降、清々しい芸能事に飢えているのだ。








神のみぞ知る

 庭をお持ちの人の半数は、漠然と庭を眺めながら、そこをどう変化させれば素敵な場所になるのかを考えます。残りの人は、どうやったら雑草取りをせずに庭らしさを維持できるかを考えます。前者は庭の未来に希望を持っているのでいくつかのヒントをキャッチすれば、そこに驚くほど幸福な庭が出現し、後者はそもそも庭を厄介な場所と捉え、その厄介さを軽減しようという発想なので、何をどうやっても、そこは庭っぽい暮らしの余剰地以上になることはないのです。それはなぜか、なぜそのように言い切れるのかを解説いたしましょう。



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 そもそも、庭に対する発想がプラス域にあるのかマイナス域なのか、プラス域を目指すのか、マイナスを少なくしたいと思うにとどまるのかが問題なのです。現在がマイナス域だとして、そこをプラマイゼロに近づけようと思うのではなく、一気にその場所をプラス域の世界として想像できるかどうかが、その庭空間から安らぎや感動を得られるか否かの分岐点なのですから。どうか落ち着いて、自分は何のために庭を改良しようとしているのかを確認していただきたいなあと思う次第です。



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 では、マイナス域から脱することを考えたこともないお客様からの依頼があった場合、どうするか。もちろんお受けいたします。雑草対策大歓迎。まずは気を楽にしていただくために。そして完了後に必ず「もしよかったら、もっと庭を楽しむ仕立てを提案しますよ」と添えて立ち去ることにしています。数%の方が、後日、マイナスから脱してプラス域の庭をイメージすることに成功し、ご来店くださいます。そこからがぼくの本領発揮。夢中で考え設計し、夢の中へ、夢の中へ。



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 提案・設計プランの内容がどうであれ、お客様はその後一生、プラス域の庭がある暮らしを手に入れます。これは大きな出来事です。そしてその成果を生むのはぼくのデザイン力ではなく、お客様の意識が、それまで存在すら知らなかったプラス域の庭にたどり着いてくれたから。そうか、庭って幸福な場所なんだって、生まれて初めてイメージできたからなのです。



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 これは庭に限ったことではなく、仕事でも暮らしでも、プラス域をイメージできるかどうかがその人の行く末を決定する。プラス域で人生を送る人にとっては、呼吸をするくらい簡単で当たり前のことなのに、なぜかそこに高いハードルを設定する癖がついている人の何と多いことか。曰く「虫が苦手だから」、曰く「日に当たりたくないから」、曰く「家族の理解が得られないから」、曰く「お金が・・・」。これはもしかして、人間界のシステムなんですかねえ。椅子取りゲームみたいに、幸せの席数は限られているのであろうか。だから常に幸福から遠い世界で喘ぐ人が絶えないのか。どう思います?



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 ぼくははっきりと思っています、幸せの席は人数分以上に用意されていると。間違いないのです。どんなキツい境遇であっても、その人の性根が健康であれば人は夢を抱き、理想を思い描き、幸せな未来を願うはず。イメージすること、イメージすること、幸福な自分をイメージすること。オリンピックで金メダルを獲れる人は限られているわけですけど、自分の人生はオリンピックではない。勝ち上がりシステムはゲームの仕組みであって、個人の単位、ひとりの人の幸福はその人次第で頂点に辿り着ける。そのプロセスには驚くことに、努力とか、忍耐とか、一切関係ない。その人が思う、セルフイメージ次第なのです。



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 ああ、何だか一昔前の自己啓発みたいな怪しい話に展開してしまいました。しか〜し、これは日々庭を思い描き、理想の庭を出現させ、それによってクラクラするほどの幸福な暮らしを実現させているたくさんの人たちのことを知っているぼくには、怪しくも何ともない、呼吸をするように普通のことなのです。庭ですよ庭、手始めに。イメージすることですよ、幸福な暮らしを。いやほんとに、あなたにとっての理想の庭を、庭は抜きにしてもいいので、あなたの幸福な世界を思い描いてみてください。



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 さあ、どうですか?できましたか?できそうですか?これがですねえ、できない人がとっても多いのですよ。自分で自分の幸福を否定する癖がついてしまっているんですよね。いちいち自分に言い訳しながら、夢を打ち消すことに命がけみたいな。・・・椅子取りゲームで弾き出されて怪我をしたくない、という感覚でしょうか。失恋の痛手で、もう恋なんかしない、みたいな。・・・もしも庭がきっかけにして、そういう思考から脱したい、マイナス域に居続けることを止めにしたい、と、そんな気になったらぜひご来店を。ぼくが全力で、あなたをプラス域の世界へお連れしますので。



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 ああ、どうしたんだろう今日は、今時流行らないのにこんなことをつらつらと。ようやく風が秋めいてきたからかもしれませんね。おっといけねえ、つらつら話はこれくらいにして、設計設計!時間は有限、仕事で生み出す幸福感は無限大。神様、どうか1日でも長く呼吸をさせてください。この仕事が、庭づくりのこのロジックが、何らかの形で後世に受け継がれる、そんな成果が出来上がるまで。中途半端のままでは、自分自身が思う幸福な世界へ至れぬことになってしまいますので。イメージすること、理想の人生をイメージすること、イメージできたらできたも同然。ただひとつ、時間切れだけが心配なり。しかしですね、こればっかりは神のみぞ知ることだから、心配するより今日に集中するしかないわけですが。そういうもんでしょ、仕事って、きっと。


やめてけれ、やめてけれ、やめてけーれゲバゲバ。
1975年1月14日、ケルンのオペラハウス。 
この日、マネージャーのスケジュール調整のミスで、
キース・ジャレットは寝不足、体調は最悪だったそうな。
おまけに希望していたピアノは手配されておらず、
調律すらできていない。
キースは中止を申し出たもののなだめられ、
ピアノは数時間かけて調律され、渋々演奏に臨んだとのこと。
ジャズ史上最高と言われるこの奇跡の演奏は、そんな状況下で生まれました。
神様は気まぐれ、としか言いようがない。
でも神様、ぼくは、だからあなたが好きなのですよ。
オオ神様、神様、助けてパパーヤー。
そんな気持ちになったら必ずこれを聴いています。





この名盤中の名盤が、最近YouTubeで聴けるようになっていて、
いや〜ありがたい限り。
途中やたらに広告が入りますが、それくらいは我慢せねばなるまいて。
ちなみに、ニコニコ動画だとコマーシャルなしで全編聴けますよ。
ぼく、少なく見積もっても1000回以上は聴きました。
つまり1000回近くピンチがあったわけで、
よく倒れずにここまで来れたもんです。 




夏の終わりのハーモニー

 明け方にザッと降ったせいもあり、庭に出たら風が夏の終わりを告げているような気がしました。見上げれば青空半分、雲半分。待ちに待ったこの朝の空気を味わうべくキッチンへ行き、インスタントコーヒーでつくったアイスカフェラテを手に再び庭へ。



灼熱の夏、今朝終了いたしました。
い〜い夏だったなあ〜。


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 草むらで泣くコオロギかなにか、早起きな虫の音を聴きながらしばしのぼーっとタイム。そうか、故郷の魚沼では夏祭りだ。ということは、ヤバ!宿題が終わっていない。還暦過ぎても、こうしてお腹が痛くなるような焦燥感に襲われるのだから、いやはや。優等生たちがやっていたように、先に宿題を終わらせて夏を楽しみまくる戦法をなぜとれなかったのかね、イワフチくん。



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 まあいい、そんな些細な傷などは行く夏の情緒を彩るエディブルフラワーとなっている。それとですね、2023年の夏は、幼い日の感傷的な記憶を遥かに上回る情熱と感動の時間が続いたのだから、良しとしときましょう。いやほんとに、素晴らしい夏でした。よく頑張ったよ、俺。誰も褒めてはくれないので、得意技、自分で自分を褒めちぎる。



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 さあてと、次は素晴らしき秋を実現すべく段取りをする、切り替えの時。素晴らしき秋とは如何なものであるか。・・・素晴らしき夏と同じく、自分の燃焼が、誰かの喜びにつながるように。あ、つまり、自己満足でもいいから感動しつつ、その炎に感動していただける仕事をすることなのであります。そのためには秋を味わい尽くしながら、つまり、季節と並走することが大事。仕事であれ、家庭であれ、何かがうまくいかない時は、季節などどうでもよくなっている。あるいはどの季節であっても、暑いの寒いのと、自然の営みに背を向けて文句しか言わなくなっているものですから。



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 はしゃぎの時間からもの思う時間へ。大丈夫か?もの思うことは気分を沈ませるだけではないのか?ハハハ、そんなことはない。立ち止まるポイントで、きちっと立ち止まって、庭でゆったり腰掛けて、越し方と行く末に思いを致す、これが秋の扉を開ける人のお作法なのである。だからいつもこの曲を聴きたくなる。っていうか、聴こうと思う。中原中也をパーソナルカラー診断すれば、間違いなくオータム・ウィンターの人。目の前に現れた扉の錠前に、差し込む鍵は O・W 。



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大事ですよ、このダウナー感覚。なかなかにキツい人生だったわけで、30年の生涯とは、神様、あまりに短すぎるでしょうと文句のひとつも言いたくなりますが、まあ、故に突出した詩をいくつも紡いだのだから、それはそれで美しき燃焼だったのでしょう。ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん。宮沢賢治に似て、自然と歩調を合わせ、いち日いち日を刻むが如く、懸命に生きた人だったのしょう。







 暗いですか、こういう話。でもですね、自然とは明るいばかりではない。人はポジティブの鎧に閉じこもるだけでは不自然に陥ってしまう。不自然になってしまったら、庭の設計なんぞできっこないのだ。できっこないと困るので、僕は自然と歩調を合わせて進むのだ。青空半分、雲半分が夏の終わりのハーモニーなのだ。ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん。ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん。

 

バラを植える人

 20年前、バラはマニア向けの植物で、素人が手を出せない特別な花でした。10年前、園芸店やホームセンターで多様な品種が売られ、一般化しました。しかしまだ「バラって難しいでしょ、高くて手が出ないし」という声が聞かれ、まだまだ気軽に買って植えるものではなかった。そしてこの頃では価格も安価となり、四季咲きなどの一般ウケする品種がさらに増え、他の草花と同じ感覚で楽しめるようになったのです。



昨年ガーデンリフォームを行った丸岡さんちのバラ。
これは第一弾です。
連休明けに、さらに盛大に咲いたところで第二弾の撮影予定。
いや〜、バラってほんとにいいですねえ〜。


ブルーフォーユー

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ブルーフォーユー


ドルチェビータ

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ナエマ

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ナエマ



 こうなったら世の中の庭という庭すべてがバラ園になってもいいように思いながら、しか〜し、そうはならない。これはもはや好みの問題なのかもしれませんね。ぼく的にはバラがなければ庭が寂しすぎるし、バラほど人を感動させる花はないと思っているのですが、人それぞれ、というところに20年越しの庭の変遷を結論づけることとなりにけり。でもですね、どうしてもそこでピリオドを打てない気持ちが残るのです。



アンジェラ

アンジェラ

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ファンタン・ラトゥール

ファンタン・ラトゥール

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ダフネ

ダフネ



 なぜなら、こんなに人をいい気分にさせて、その効用で手入れも楽しくさせ、庭の波動が上がり、つられて人の心身も良好に引っ張り上げてくれる『お得な花』を、庭を持つ人全員が活用しないのかと、歯がゆいような気分が残るから。とはいえ、これはバラに限ったことではなく、庭自体の魅力に気づいていない人があまりに多いという、これまた20年越しのモヤモヤがありまして、それがこうしてブログを書き続けていることの源泉、エネルギーでもありますので。



ピエール・ド・ロンサール

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ギーサヴォア

ギーサヴォア


ヨハン・シュトラウス

ヨハン・シュトラウス


イエライシャン(夜来香)
柑橘系の香りがします。


イエライシャン(夜来香)

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 で、あれば、やはりすべての庭にバラの花が咲き香る日、というイマジネーションは消さないままでゴールまで走り続けることが、ぼくのライフワークってやつなのでしょう。こうして理想の世界を思い描き続ける者が、多分ですけど、必要なのです。その役をぼくに課した神様か何者かの意向に従い進む、ありがたい役回りと感謝して、今日もせっせと設計設計また設計。



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 神に与えられし役割、などと誇大妄想と思われるかもしれません。しかし、バラのことも、庭のことも、その魅力を多くの人に伝え具現化したいと願っている庭屋が、ぼくが見渡す限りほとんど存在しない現状ですから、自分をジョナサン・リヴィングストンとダブらせるというのが、自分が自分らしくあること、つまりはこれがアイデンティティってこと。故に、どうか、ええっと、なんと申しましょうか、そんな人もいるんだなあと放っといてください。時々はぼくの庭への思いが強すぎて、加えて伝え方が下手くそなものですから、訝しがられ、ムーンウォークで後ずさる方もいらっしゃる。楽園へお連れできなかったことが残念で、悔しくて、反省反省また反省。プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、言語能力、日々心身のコンディションをベストに保つ自己管理能力、鬼女房と賢く暮らす生活能力、いろんな能力が整わないと、ライフワークもへったくれもないわけで、研鑽研鑽また研鑽。



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 これをお読みのあなたに、今日はひとつだけ、イマジネーションを送ります。贈ります。あなたのご近所でいわゆるバラ屋敷があったら、遠くからでも観察してみてください。その庭にいる人は、必ずにこやかで、穏やかで、幸福そのものの表情をしています。その人の暮らしぶりがあなたよりも幸せそうだと感じたら、迷わずバラを植えて育ててみてください。話は簡単で、形から入れば案外すんなりとその世界に行けるのですから。バラはそれほど人を、暮らしを、理想へと引っ張り上げてくれるパワーを持った摩訶不思議なる花。繰り返しますが、『お得な花』なのであります。




ごめんなさい 安息の日々を約束したわけじゃないの
陽が差す日もあれば 雨の日もあるわ
ここで暮らすなら手に入れなければならない そうでないなら去るべきよ
ごめんなさい 安息の日々を約束したわけじゃないから

約束するわ 大きなダイヤの指輪に誓って
でもクローバーの茎から薔薇は咲かないから
よく考えて その甘い考えが本当に叶うなら
この世界を授けましょう
でも それが何になるわけ?

だから笑顔で ご機嫌で暮らしましょう
恋は憂鬱なんかじゃないから
一緒に楽しい時間を過ごしましょう

 ごめんなさい 安息の日々を約束したわけじゃないの
陽が差す日もあれば 雨の日もあるわ
ごめんなさい 安息の日々を約束したわけじゃないから

 私はあなたに歌を贈って 夢見心地を約束する
そうしてあなたが束縛と思うなら すぐに別れるわ
でもひとつ分かってほしい
飛び込む前によく見て! 静かな流れは底が深いの
そして いつもあなたを助けてくれる人が近くにいるとは限らないから 
ねえ 私の言っていること分かるでしょ

だから笑顔で ご機嫌で暮らしましょう
恋は憂鬱なんかじゃないから
一緒に楽しい時間を過ごしましょう

ごめんなさい 安息の日々を約束したわけじゃないの
陽が差す日もあれば 雨の日もあるわ



 

港南台にワイキキの風

 駅前通りの両サイドにツツジが咲くと、毎年不思議な感覚にはまります。論理的理由付けを抜きにして、ワイキキ郊外をドライブしているような錯覚が広がってくるのです。ツツジの新鮮な発色が南国を思わせるのか、はたまたこの時期の、爽やかな空気と光がそう思わせるのか。



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 記憶のどこかに、そんな場面が印画されているのでしょう。そのページのありかは不明ながら、いくつかの条件が揃うとハワイへワープする、このウキウキする感じを、今年もひとりニヤニヤしながら楽しみました。



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 ピンクパレスから海沿いの道をダイヤモンドヘッド方向へ。左にホノルル動物園、右にはワイキキ水族館。どちらもスルーして、山の麓で左折し住宅街へ。リゾートフルな平屋のエクステリアと庭を見学しながら、ゆったりと、行き当たりばったりに庭散策のドライブが続く。写真は撮らない。いちいち停車しシャッターを切っていたらきりがないし、カメラに納めずとも記憶できるほど、実にアメリカっぽい街並みだったから、あえて。アメリカ人にとっての庭は、芝生とハンモックとバーベキューなのだ。



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 右手に山を見ている限り目的地を見失うことはない。 ダイアモンドヘッドを反時計回りに迂回してカハラ・アベニューへ。さらに進んでカラニアナオレ・ハイウェイに入り、20分ほどで目的地のハナウマ・ベイ自然保護区へ到着。管理棟でレクチャーを受けてから、不自然なほど保護されたラグーンでのシュノーケリングを楽しんだ。自然とは、人がそこそこ気遣いをするだけでこれほどの楽園になるのかと、驚愕と感動のひと時。いやはや、魚と珊瑚と風景の、あまりの美しさにひれ伏したのでありました。



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 駅前通りの両サイドにツツジが咲くと、毎年このような記憶をリピート再生できるのです。ツツジとハワイ、摩訶不思議なるミスマッチ。そのズレから生じるメモリーに、脳内に漂うコパトーンと砂浜の香りが相まって、今日の設計の糧となる。こうして仕上げた図面から、ワイキキビーチの風よ吹け。日本的リゾートフルな庭を描き続けて30年、思えば、心地よい仕事を得たものだ。


  




 

桜散る

 桜が始まってから、連日の早朝散歩が楽しみになっています。夜明けが早くなり、6時前には朝日が入る遊歩道をカメラ担いでひと巡り。朝の光は格別に花を際立たせるのです。



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 この時分にいつも思うこと。人は開花に歓声を上げるのに、風景の何割かが桜色になる頃には感動が薄れるようで、公園や里山で満開となっている桜を、足を止めて見上げることもなく早足気味で歩いてゆく。それが、何となくですけど、偉人、有名人が亡くなった時に似ている気がして。



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 永六輔を、ぼくは脳内コントロールを駆使して、今もあの頃のままで生きている人に仕立て上げています。いつも身近に数冊の著作を置き、YouTubeで週に何度かは、名物番組であった土曜ワイドラジオ東京のアーカイブを流しながら、仕事をしたり家事をしたり。



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 永さん曰く「人は二度死ぬ。一度目は生物的な死で、二度目は人々の記憶からその人が消えた時」。だからぼくは、亡くなった永さんに二度目を生きてもうために、全くもって個人的な、そんな思いで永六輔を延命させ続けているのです。父と同じ昭和8年生まれの、放送作家であり、作詞家であり、芸能や地方に埋もれている些細な文化を掘り起こす旅人、永六輔。あのユーモラスでありながら芯がブレない語り口が大好きで、永さんのような人が、世の中には、っていうかぼくには必要なんだよなあという尊敬の念が強いものですから。



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 早朝のテレビで届いた坂本龍一の訃報。永六輔と同様に、我が人生から消すわけにいかない人ですから、即座に悲しみやお悔やみをすっ飛ばして、二度目の命を我が脳内にキープすべくマインドゲーム開始。桜の花を教授に見立ててシャッターを切り続けました。今回の一度目の死に関しては思いはひとつで、見事な人生であり散会であったと、年少のぼくからだとふさわしくない賛辞ながら、天晴れであったと、素晴らしき音楽家であり思想家だった教授にアンコールの拍手です。



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 キース・ジャレット、レッド・ガーランドと共に、設計時に繰り返し流してきた名曲の数々から、一番耳に馴染んで呼吸音のようになっている『 -Energy Flow 』を、一度目のレクイエムとして。報道によれば、どうやら亡くなる直前までペースを乱すことなく仕事を続けたらしく、きっとそういういち日が人生の全てであるという境地だったのではないかと思います。故に悔いとか、悲しさとか、そんなことを通り越して、その日の仕事に幸せを感じて旅立ったのであろうと思っている次第。とにかく仕事を愛している人でしたから、きっとそうですよ。永さんもそうだったし。ぼくのそのようにありたいし。 


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 散る桜、残る桜も散る桜。









  

花の革命・愛ある庭

 ロングロングタイムアゴー、かつてこの地上はティラノサウルスなどの肉食恐竜を頂点とする爬虫類の楽園でした。その風景に生えていた、シダやイチョウやメタセコイアなどの裸子植物は草食恐竜の食糧で、恐竜が繁栄するにつれて食い荒らされ、とうとう絶滅の危機に。その危機は食べる側にも及ぶわけで、恐竜たちは飢えに喘ぎ、植物を求めて北へ北へと移動します。折り悪く泣きっ面に蜂で、氷河期が到来。さらには巨大隕石が落ちて、ついにほとんどの恐竜は地上から消えてしまいました。



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 一方植物たちはしぶとかった。散々食い荒らされることに耐えながら生存の道を探ります。耐えて凌いでいるうちに、奇跡の如き大革命が起こりました。それまで恐竜から一方的に虐げられてきた植物は、恐竜とは対極にある小さな小さな生き物、昆虫と手を組んだのです。花と蜜と香りで虫を魅了し受粉する被子植物へと進化を遂げました。さらには同盟を組んだ昆虫以外の動物から食べられないために、アルカロイド、ニコチン、コカイン、カフェイン、カプサイシンなどの毒を身に蓄えることまでも。



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 地上の覇者は恐竜から植物になりました。すると今度は植物同士で競争、レストラン同士の集客合戦が勃発します。お隣さんと咲く時期をずらし、お客様の好みに応じて色形を変え、蜜の味や花の香りも個性的にすることで爆発的に多様な花が生まれました。これで地球は酸素を供給する豊かな緑に覆われ、花咲き乱れ、哺乳類、魚類、爬虫類、昆虫、植物、微生物まで含めてたくさんの生物が調和し共存できる、まさしく生命の楽園になったのです。



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 こうして完成形となった奇跡の星、イーハトーブ。そのままだったら良かったのに、何と何と、500万年前に哺乳類の中からとんでもない猿が幅を利かせ始めます。あの傍若無人な恐竜ですら1億6千万年もの長きに渡って繁栄を続けました。さて、このタチの悪い猿族の運命やいかに。悪猿は滅びを前にして、かつて植物が行ったような革命的変化を起こせるか否か。それは小型化か、翼を生やすことか、昆虫と手を組むか、あるいはSF的に他の星への移住を果たすか。しかし何べん考えてもそんなことは無理っぽい。



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 ひとつだけ可能性があるとすればですよ、それは家族仲良く愛情を育みながら生きること。神様はそういう生き物が好きなのです。花も虫も小動物も、観察すればわかりますけど愛情に溢れ、愛情に基づいて闘い、愛情を育みながら生きている。悪猿だけにその資質が薄い。もうひとつ大事なことは、一億年の生存などを望むより、今日いち日を美しく過ごすことに集中する。悪猿以外の全員がそうしているように。悪猿の中には知恵者もおりまして、二千五百年ほど前に生きていた老子という猿は、「あらゆることの正解は自然の中にある」と言い残しています。無理矢理に我田引水と言う勿れ。やはり庭ですよ、庭。自然を感じながら、愛ある暮らしを送る場所が庭なのです。


 さてさて悪猿の運命やいかに。悟空みたいに、道すがらで三蔵法師に出会えれば良いのですが。





 マグノリア(コブシ 、モクレンなどの総称)は1億5千万年前に起こったその恐竜と植物の攻防戦によって出現し、ジュラ期から白亜紀に入ったあたりで広く地上に分布した花とのこと。それから現在に至るまでほとんど姿を変えずに代を繋いできたわけですから、この花の色形、香り、木の性質には神々しいレベルの正しさ、美しさがあると、毎年毎年そんなことを思いながら見上げて、息を整えシャッターを切っています。


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 ハスの花を大日々如来とするならば、マグノリアの姿は菩薩様、さしずめ観音菩薩でありましょうか。では、お手手の皺と皺を合わせて、弘法大師空海が唐より持ち帰ったガンダーラの真言を唱えましょう。オン・ア〜ビラ・ウンケン・ソ〜ワ〜カ〜〜〜。
 

反省猿・家族の庭

 前回の『ナチュラルな闘争・夜の庭』に補足します。庭を疎ましく思いカーテンを閉め切って暮らすことは病の初期症状である、というような書き方をしました。あ、いや、撤回するわけではなく言葉足らずだったかなあと。もしかしたら不快に思われた方もいたのではと、帰宅し庭で時を過ごしながら、ふとね、そう思ったものですから。



桜咲く。

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一昔前は、桜とはソメイヨシノのことでした。
コロナが去り、人々の感覚が広角レンズとなったのか、
今年はいろいろな桜のことが話題になっています。
ビートルズ解散後に次のビートルズを探し続けた70年代に似て。
サイモン&ガーファンクル、カーペンターズ、ロッド・スチュワート、
ミッシェル・ポルナレフ、ビリー・ジョエル。
結果は時代に君臨する唯一のアイドルではなく、地球人は多様な音楽を手に入れました。
日本では原田真二、喜納昌吉、高田渡、はっぴーえんど・・・。
抑圧の果てに起こる爆発は多様性に落ち着く。
桜は400種類もあるそうで、それがこれまではさほど話題に上らなかった。
花は世に連れ世は花に連れ、時の流れはいとをかし。



 カーテンを開けることなく暮らしている人たちのほとんどは、すいませんでした、直接的に病などではありません。ただカーテンを開けて屋外を感じながら暮らすことの心地よさをまだご存知ないか、知っていても庭に目隠しを施す手間を上回るだけの、庭という場所の魅力をお持ちではないのでしょう。驚くことに、と言うか、残念ながらと申しましょうか、日本には、今日の庭を有意義にイメージするのに役立つような種類の庭文化がなかったわけですから、さもありなん、それはやむを得ないことなのです。故に、カーテン閉め切り族の皆様におかれましては、どうかお気を悪くなさいませんように。いやはや、ぼくの直情傾向はしばしば極端で優しくない言い方をしてしまいます。反省猿で御座候。



ジュウガツザクラ

ジュウガツザクラ



 うちに来てくださるお客様の半数近くが、海外赴任経験をお持ちか、カジュアルに海外旅行を楽しんで来られた人たちです。アメリカ、中国、中東、オーストラリア、南米、ヨーロッパ、アフリカなど、各国の庭事情と、そこで経験した幸福な庭時間のことをお聞きするのが楽しくて、また大きな学びにもなっています。例えばオーストラリアでは、客人はリビングではなく庭に招く。アフリカ人はいい風が吹く場所に家を建てて庭を楽しむ。ガーデニングの本場イギリスは、実は気候が厳しく花を楽しめる期間がとても短い。だから反動で、チェルシーフラワーショーに歓喜するのだ、とか。



カワヅザクラ

カワズザクラ



 日本と同じほどの大きさであるドイツでは、庭関係の市場規模が日本の倍以上だそうです。多くの家に納屋があり、DIYと庭仕事はごく普通な暮らしのお作法のようなもので、土づくりや植物への農家レベルの知識は誰でも持っている(昭和初期までの日本人がそうだったように)とのこと。庭は健康な草花に囲まれて住人が食事をし、家事をし、友人を招いてティータイムを楽しむ場所。スペインではパティオ(中庭)が暮らしの中心にあり、シエスタ(昼寝・長い昼休み)を楽しむことが当たり前。路地の壁と窓際にはプランターの花が咲き誇って、街角の井戸端が地域住民共有の庭として機能している。アメリカ人は広い芝生でバーベキューができなければ庭ではないと思っているし、フランスの郊外では家と庭との境が曖昧なほど庭は暮らしの場所して使われている。各国それぞれに庶民レベルでの庭文化が存在しているのです。



サンバガワザクラ

サンバガワザクラ



 はてさて我が国ではどうでしょう。何も外国がああだからこうだから、真似をしなきゃということではありません。日本には日本の庭文化はあったわけで、縁側、畑、軒遊び、ええっと、ええっと、盆栽、鶏を飼う。洗濯物を干す。ん〜〜〜他に何かありましたっけか。やっぱり真似した方が良さそうですね、お得だし、楽しいし。日本の庭文化は平安時代の発祥から明治・大正あたりまで、お公家さんと武士とお坊さんの世界にのみ伝承され、庶民には縁遠いものでした。江戸時代にいくらか園芸趣味が流行ったものの、人々がイメージする庭はお寺や大名庭園のことであり、庶民の暮らしには無縁の場所。やがて西洋建築が入ってきて、洋館に似合う庭が求められます。芝生、池、花壇など。しかしその時点でも寺社仏閣の庭様式を切り取り自宅に再現するというのがせいぜいでして、そういう庭(文士の庭、雑木の庭、茶庭・坪庭など)を所有し池の鯉に餌を投げることが、豪商、政治家、文化人、成功者のステースになりました。ぼく自身、製糸工場で成功した祖父ご自慢の坪庭を眺める縁側で育ったので、50年前にはまだ庭は男社会のものであり、『家族の庭』というような概念は世の中に存在していなかったという実感があります。



オカメザクラ

オカメザクラ



 そのような日本の庭の現状に疑問を持った、当時30歳のぼくが、いかにして・・・。ここからは長編、大河ドラマになってしまうので、切れ切れに別の機会でということにします。とにかく日本には戸建て住宅での庭文化は育ってこなかった。だから憧れの庭付き一戸建てを手に入れた人たちが、引っ越しをし、庭スペースを前に呆然と立ち尽くすのは当然のこと。 誰だって同じで、とりあえずカーテンを閉めてから暮らしを始めるのはごくごく普通のことなのです。しか〜し、その後に待ち受けている家族にのしかかってくる課題の数々、子育てやら介護やら更年期やら。その課題を苦難ではなく幸福なる暮らしの営みにできるかどうか、という分かれ道。いち早くカーテンを開けて暮らせるように庭を整えるか、あるいは「なんでカーテン開けなきゃいけないの?人工芝敷いたから雑草は生えないし、庭に出てご飯を食べることなんてないし、夜庭で過ごすことなど絶対にあり得ないし」となってしまうのか。



オバコザクラ

オバコザクラ



 庭は建坪率の都合で発生する余剰の地面ではありません。その地面の上にある空中に、家族のための庭空間を生み出してください。どうすればいいのかは、昔と違ってインターネットでいくらでも海外の素晴らしい庭を観察できますから、じっくりと、しっかりと、家を建てる時の真剣さで勉強してください。その空間を、幸福な人生に欠かせない重要な外の部屋にまでイメージすることができたら、カーテンを閉めて過ごすことに嫌気がさすことでしょう。庭を含めた理想の住環境が整えば、カーテンなんぞはあってもなくてもいいような、その程度のものなのですから。



ミヤビザクラ

ミヤビザクラ



 毎朝テレビから報告される、狂った者が引き起こす嫌な事件、悲惨な事故と災害、紛争等々にうんざりしてきた数十年。数十年そうだったんだから今後も変わることなく続くのでしょう。事故と災害と紛争は避けようがないことながら、狂気だけは自分で防御も制御もできること。そしてもっと大事なのは子供を健やかに育て上げること。プーチン大統領は幼少期に父からの激しい暴力を受けて、思考が「強くなることが生きる意味である」という方向一本槍に固まってしまった人であるそうな。殴りかかってくる大嫌いな父を超えるために柔道を習い、国一番の強者となるためにKGBを目指し、素手で簡単に人を殺せる優秀なスパイとなった彼はエリツィン政権に参加。エリツィン引退時に指名されついに大統領になります。



ケイオウザクラ

ケイオウザクラ



 その後もさらに強くなるために、尊敬するスターリンに倣って侵略をし、目障りな部下を平然と粛清し、国内外の人々の幸福を破壊し続けながら、哀れなことに自らは幸福な家庭を手に入れることができなかった。世界的な権力者として君臨している今でも手に入れていない。それは何故だと思います?お金も権力も有り余っているのに何ででしょう。不遇な少年だった彼は円満家庭に憧れたに違いないのですが、そこを目指したことがなかったからです。なぜあれほど有能な人の思考が幸福な家庭実現に向かわなかったのか。体感した経験がないから。知識ではなく体感したことがない世界を想像することは困難なもの。だから笑顔が溢れる家族の庭など到底イメージできない。イメージできないものは実現しない。きっとそういうことなのでしょう。



ソメイヨシノ

ソメイヨシノ



 ロシアvsウクライナは重大にして複雑な国際紛争でありながら、インターネットとNHKのプーチン関連番組で過去を辿ってみれば、とっても単純で些細な事柄に起因していることがわかります。レーニンも、スターリンも、当時ソビエトの敵国であったドイツの宰相アドルフ・ヒットラーも、全員が幸せからは程遠い過酷な家庭環境で育った。習近平もそう。ご存じ北の3代目も。つまりは家庭円満こそが世界平和の前提なのであります。家庭円満、まあるく幸せが満ちる家と庭。お若いご夫婦たちに祈るような気持ちでお伝えしたい。この先いろいろあるかもしれないけど、何が起ころうともとにかく夫婦仲良く、健やかに子育てをして、笑顔が溢れる庭のある暮らしを実現させてください。いやほんとに、世界平和のためにも。



ヤエザクラ

ヤエザクラ



 さあてと、世界を語っている場合ではなく、目の前に積み上がっている設計を、一つ一つ丁寧に、想いを込めて仕上げてまいります。首を長くしている皆様、今しばらく伸ばしっぱなしでご辛抱&ご容赦ご容赦。必ずお役に立てる庭空間を出現させますので。



13歳、中一のある日、夕方から深夜までラジオをつけっぱなしで油絵を描いていました。
驚いたことに、その数時間でこの曲が6回流れたことを覚えています。
衝撃的なヒット曲だったんですよね。


 
 
英語ですらおぼつかないぼくには、フランス語は100%意味不明。
今は便利に、パソコンから訳詞を引っ張ってこれるのでありがたし。


ホリデイ ああホリデイ
空から降りてゆくのは飛行機
その翼の影が
ひとつの街を通り過ぎる
地面はなんて下の方にあるんだろう
ホリデイ

ホリデイ ああホリデイ
教会や公団住宅
彼らが敬愛する神様は何をしている?
宇宙にいる神は
地面はなんて下の方にあるんだろう
ホリデイ

ホリデイ ああホリデイ
飛行機の影は海をとらえる
海面はまるで
砂漠の前兆のようだ
海はなんて下の方にあるんだろう
ホリデイ


見た目だけでなく、澄んだ高音とロマンティークなメロディーと、
わかるようなわからないような歌詞も、
井上陽水と酷似していますよね。
40年の時を超え、ポルナレフ・陽水いとをかし。



 
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