庭の法則
見つめられると勢いを増す。
部屋からも道ゆく人からも見えない場所の花は、同じように手入れをしていてもなんとなく元気が出ないものです。
本来は受粉を手助けしてくれる昆虫にアピールして咲いていた花たちは、代を重ね改良を繰り返すうちに、「人間との共生」という新たな価値観を身につけたのかもしれません。進化とはそういうもので、例えば麦や稲は人の利益になるよう、必要以上の実をつけ、それを穂から散らさずに実らせるという進化を遂げました(人が改良したにしても、植物はそれを受け入れて性質を変え繁栄しているので進化と言えるでしょう)。
「見られている方がよく咲く」、もしもそうならその性質に呼応して、大いに眺め、声をかけ、手をかけて、盛大に咲いてもらいましょう。
ミカンは冬に色づく。
花が少なくなり、木々の赤い実も終わった冬に色づく柑橘類。世の中を見渡して、その時期に不足している事柄を供給することで生き延びる、というニッチ戦略。
ツキノワグマには冬眠前のデザート。シベリアからの渡り鳥には歓迎のオードブル。ホモ・サピエンスには乾燥肌を予防するビタミン補給と、冬枯れのカンヴァスに点描するアクセントとしても。
花が少なくなり、木々の赤い実も終わった冬に色づく柑橘類。世の中を見渡して、その時期に不足している事柄を供給することで生き延びる、というニッチ戦略。
ツキノワグマには冬眠前のデザート。シベリアからの渡り鳥には歓迎のオードブル。ホモ・サピエンスには乾燥肌を予防するビタミン補給と、冬枯れのカンヴァスに点描するアクセントとしても。
田舎者の習性で、柑橘類に限らず
手が届くところに実が成っていると、
つい失敬して、
その場で味見しちゃうんですよね。
ダメですかね、これ。
ダメですよね。
一応見つからないように辺りを気にしながら、
という、子どもの頃と同じ動作で。
五十八歳・・・
やっぱ、ダメですよね。
他にはハーブ類、木イチゴ、サルビアの蜜など、
つい。
そのうちエントロピーのお縄になることでしょう。
今年もあと20日となりました。
逃げろ!
手が届くところに実が成っていると、
つい失敬して、
その場で味見しちゃうんですよね。
ダメですかね、これ。
ダメですよね。
一応見つからないように辺りを気にしながら、
という、子どもの頃と同じ動作で。
五十八歳・・・
やっぱ、ダメですよね。
他にはハーブ類、木イチゴ、サルビアの蜜など、
つい。
そのうちエントロピーのお縄になることでしょう。
今年もあと20日となりました。
逃げろ!
自然は補填する。
塩害の影響が残り紅葉がパッとしない港南台。コウテイダリアも軒並み倒れて花見当たらず、とぼとぼと行く散歩道。ところがよくよく見れば、彩り不足を補うように赤い実が豊作で、おまけにあちらこちらでツツジまで咲き出しました。
自然は分厚い備蓄で平衡を担保しています。その余裕で冬を乗り切り、花いっぱいの春が来て、しとしととした梅雨が来て、夏休みの絵日記的な夏が来て、来年の今頃は鮮烈に色づく街となりますように。
塩害の影響が残り紅葉がパッとしない港南台。コウテイダリアも軒並み倒れて花見当たらず、とぼとぼと行く散歩道。ところがよくよく見れば、彩り不足を補うように赤い実が豊作で、おまけにあちらこちらでツツジまで咲き出しました。
自然は分厚い備蓄で平衡を担保しています。その余裕で冬を乗り切り、花いっぱいの春が来て、しとしととした梅雨が来て、夏休みの絵日記的な夏が来て、来年の今頃は鮮烈に色づく街となりますように。
個性は危機によって磨かれる。
進化はしばしば苦難を乗り越えようとする時に起こります。現状が危機であれば、これまでと違うこと、周囲と違うこと、自分にしかできないことで闘い生き残るしか道はなし。各々のその積み重ねが多種多様な生物による調和、生物多様性を生みました。
台風で傷んだ葉っぱを素早く振るい落として
実を存続させたハナミズキ。
近所を観察してみてください、
判断が遅れて枯葉をぶら下げている木には
ほとんど実が残っていないのです。
危機に有っては早急に身軽になることが肝要なり。
余計なものを捨てるほどに、
個性が色鮮やかになるますよ。
押さえ込まれたら、もうダメだと思う前に体の動く部分を探す。指一本なら動く。そこに意識を集中して動かしているうちに手首が動き、肘が動き、肩が動くようになり、すると腰が動いて技を抜けられる。
進化はしばしば苦難を乗り越えようとする時に起こります。現状が危機であれば、これまでと違うこと、周囲と違うこと、自分にしかできないことで闘い生き残るしか道はなし。各々のその積み重ねが多種多様な生物による調和、生物多様性を生みました。
台風で傷んだ葉っぱを素早く振るい落として
実を存続させたハナミズキ。
近所を観察してみてください、
判断が遅れて枯葉をぶら下げている木には
ほとんど実が残っていないのです。
危機に有っては早急に身軽になることが肝要なり。
余計なものを捨てるほどに、
個性が色鮮やかになるますよ。
太古より、微生物から動植物まであらゆる生物に絶え間なく苦難は訪れ、ジタバタと必死になって活路を見いだした者だけが、奇跡のような進化を遂げて現在に至っているのです。つまりは苦難とは食事と同じく生存のための糧。そう思えば、頑張れますよね。
介護中の方、介護を受けている方、何らかの課題にギブアップ寸前で踏ん張っている方、ジタバタしながら頑張りましょう。
介護中の方、介護を受けている方、何らかの課題にギブアップ寸前で踏ん張っている方、ジタバタしながら頑張りましょう。
押さえ込まれたら、もうダメだと思う前に体の動く部分を探す。指一本なら動く。そこに意識を集中して動かしているうちに手首が動き、肘が動き、肩が動くようになり、すると腰が動いて技を抜けられる。
アントニオ猪木
行動が愛情を育む。
誰かのことを思って花を植え、水をやり、手入れをする、その行動の積み重ねが愛情を育てます。だから愛情深い人は、必ずいそがしく動き回っているのです。
ただ思うばかりで行動せずにいると、その思いは根詰まりを起こしてしまい不満や心配事に変換されがち。実りの日を思いながら、止まることなく動き回りましょう。
誰かのことを思って花を植え、水をやり、手入れをする、その行動の積み重ねが愛情を育てます。だから愛情深い人は、必ずいそがしく動き回っているのです。
ただ思うばかりで行動せずにいると、その思いは根詰まりを起こしてしまい不満や心配事に変換されがち。実りの日を思いながら、止まることなく動き回りましょう。
庭が整うと部屋も整う。
庭が整っているのに部屋は散らかり放題という家は少ないですよね。部屋からの眺めが美しければサッシのガラスをスッキリと磨きたくなるし、ガラスがきれいだと気持ちも澄んで、掃除や模様替えをしたくなるものです。
掃除が苦手なあなた、庭から始めてみてはいかがでしょう。
え、ガラス拭きどころかカーテンが閉まりっぱなし、ですか。それはいけませんなあ。
庭が整っているのに部屋は散らかり放題という家は少ないですよね。部屋からの眺めが美しければサッシのガラスをスッキリと磨きたくなるし、ガラスがきれいだと気持ちも澄んで、掃除や模様替えをしたくなるものです。
掃除が苦手なあなた、庭から始めてみてはいかがでしょう。
え、ガラス拭きどころかカーテンが閉まりっぱなし、ですか。それはいけませんなあ。
すっかりオッサンになっても、ふとした時にこの乙女チックな曲を口ずさみます。
まあいいか、Yuming よりも6歳年下だし。
ってことは64歳ですよね。
あの若さは、いったい・・・
オッサンを自称している場合ではないですな。頑張らねば。
まあいいか、Yuming よりも6歳年下だし。
ってことは64歳ですよね。
あの若さは、いったい・・・
オッサンを自称している場合ではないですな。頑張らねば。
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